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野川の生きもの(植物・野鳥)

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大好きな近くの野川の様子や自然環境の中で生きる野鳥や植物などの写真をお見せします。
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#野川

私の自然環境保全活動を振り返って

私の自然環境保全活動を振り返って

 2003年、70歳で仕事を辞めてから健康を保つために散歩をするようになりました。初めは街中を歩いていましたが、そのうち近くの野川を歩くようになりました。 野川は、約5万年前、古多摩川が、武蔵野台地を削ってできた崖(国分寺崖線)の湧水を集めて、流れています。野川は国分寺市の日立中央研究所の庭園の大池に発し、小金井市、三鷹市、調布市、狛江市、世田谷区を流れて、多摩川に合流する長さ約20kmの都市河川

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野川公園自然観察園の花たち2021-4-7

野川公園自然観察園の花たち2021-4-7

野川公園自然観察園は開園中
 朝は少し寒いぐらいでしたが、日が照り、だんだんと暖かくなってきた。自転車で野川公園に出かけた。野川公園自然観察園では、ボランテァイたちの定例活動はまだコロナ自粛中であるが、園はオープンしており、ボランテイァの自主活動は行われていた。

園内の花々 園内では、いろいろの花が咲いていた。フタリシズカ、ラショウモンカズラ、ホタルカズラ、フデリンドウ、チョウジソウ、クリンソウ

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野川のバン親子 2021-2-4

野川のバン親子 2021-2-4

水辺の野鳥・バンはかなり用心深く、人の気配ですぐに草むらに隠れてしまう。ゆっくり撮影する機会が少ない。でも昨日の朝は、野川を散歩する人もすくなく、バン親子の姿をよく観察できた。

バンは泳ぐのも、飛ぶのも苦手のようです。黄色で、身体の割には大きな、強靱な脚を持っている。

名前の由来は、もともと田圃の番人をしていたことからバンと呼ばれているといわれています。ところによって警戒心は異なるよでうですが

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野川のシマアジ

野川のシマアジ

野川には、秋に一羽のシマアジ♂が北の国からきて、冬のあいだ野川で過ごし、春の桜の咲く頃、北国へ帰って行く。来るときの羽根はまだエクリプス羽であるが、12月中旬になるとすっかり冬羽になる。私が初めて見たのは2016年3月で、それからこの冬で、6度目の冬になる。いつも一羽だけであるので、同じ個体であると思われ、なかなか貴重な一羽である。歳はいくつぐらいなのか? いつまでも来てほしいと祈る気持ちでいっぱ

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野川でムジセッカ(旅鳥)が越冬?

野川でムジセッカ(旅鳥)が越冬?

旅鳥ムジセッカが越冬? 野川で初めて「ムジセッカ」を見のは、2021年1月中旬であった。それまで名前も聞いたことがなかった野鳥です。新年になってから、私の散歩道である野川の岸辺に野鳥撮影のカメラマンが目立つようになった。すでにその附近にはシマアジ1羽が、毎年越冬にきている(今年で6年目)ので、私は散歩の際に、そのシマアジの写真を毎回撮影していた。最初は「セッカ」とだけ聞いたので、すぐに撮影する気に

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カルガモの求愛行動@野川

カルガモの求愛行動@野川

 今朝、野川でカルガモの求愛行動を見かけました。寒いときですが、春は近いのでしょうか? 急いでなんとか動画に収めました。

https://youtu.be/9I_fWekanzM

野川では、カルガモは一年中いて、野川で繁殖します。暖かくなると、雛をつれた姿を見かけることができます。その他、カワセミ、バン、オオバン、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ハクセキレイなどの姿も一年中見られます。

野川は、

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今日も野川で「ムジセッカ」に会いました。2021-1-22

今日も野川で「ムジセッカ」に会いました。2021-1-22

ムジセッカ(無地雪加)は、図鑑(フイールドガイド日本の野鳥 日本野鳥の会発行)などによるとスズメ属ウグイス類ヒタキ科ウグイス亜科の旅鳥で、全長は11cmで、ウグイス(全長は14から15.5cm)より一回り小さい。かたちはウグイスによく似ている。差としては、眉斑が目立つとのこと。

ムジセツカは、シベリア、サハリン、モンゴル、中国南部に繁殖分布し、中国南部からインドシナ。ネパール、インド、 北東部お

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