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意識を変えるって難しい

こんにちは Ryoyaです。

前回の投稿が思ったよりもスキを頂けて、
嬉しい限りです!
これからも、届いてほしい人に届けられるように書き続けていきたいと思います。

今日は、改めて感じたことについて書いていきます。

「人に期待しない」マインド

だいぶ前に、初代バチェラー:久保 裕丈さんのインタビュー記事を読みました。

このインタビューでとてもいいなと思ったのが「人には期待しない」という言葉。

言葉だけ捉えると非常にドライな印象を受けますが、久保さんが言いたかったのはそういうことではありません。

一部抜粋します。

私たちはどういう時に深く失望するかというと、期待した通りのアクションが返ってこなかったり、望んでいた見返りが得られなかった時だと思うんです。ですから、最初から期待をしなければ、こうした不満を感じることもありませんし、何か自分に良いことが返ってきたら余計に嬉しいじゃないですか。ですから「ギブ・アンド・ギブ」でいるほうが良いんです

『バチェラー・ジャパン』久保裕丈が明かす番組出演後の人生と新たなビジネス

このマインドでいれば、深く失望することもないし、それによって相手に怒りをぶつけてしまうこともない。良い結果が返ってきたらめちゃくちゃ嬉しいという状態を作れるので、心を健全な状態で保てると思いました。

なので、日頃から意識的にこの考えを取り入れようと決めました。

意識するようになってから、仕事がだいぶ楽になったなーと感じます。

「動いてくれるはずだ」「あの人なら絶対にやってくれるはずだ」という一方的な期待を寄せるのをやめたので、勝手にがっかりして、勝手にイライラすることが圧倒的に少なくなりました。

そのため、自分では「意識できている」気になっていました。

本当にできるようになるのは、簡単じゃない

先日、こんなことがありました。

その日は僕が休みで、奥さんは仕事でした。
特に予定もなかったので、読書・勉強に時間を当てようと決めていました。

僕はあまり要領がいい方ではないので、インプットするにはまとまった時間が必要なタイプです。なので、こういった一人の時間は、僕にとってはかかせないものです。

ところが、お昼過ぎくらいに奥さんからLINEがきました。

「今日は早上がりできそうだから、17時から〇〇でディナーの予約取ったよ!」

この時、僕が瞬間的に感じたのは
「おいおい、何勝手に話進めてんだ」でした。
せっかくまとまった時間が取れたのに、何をしてくれてるんだと。

しばらくプンスカしていた後に、ハッとしました。
「あれ、期待しちゃってるわ」

  • 今日は定時まで仕事をしてくるだろう

  • 僕は一人の時間が必要なタイプというのを知っているから、気を遣ってくれるだろう

自分の想定通りに事が運ぶと、思い込んでいました。勝手に期待をして、勝手にイライラしていたわけです。

奥さんからしたら、「普段予定が合わないから、たまには良い所でご飯しよーよ」って感じだったと思います。僕との時間を作ってくれようとしてのことでした。

一瞬でも「ふざけんな」と感じてしまった自分が恥ずかしくなりました。猛反省です・・・

プライベートで意識できていなかった原因

僕が「人に期待しない」というマインドを意識できていると勘違いしてしまった原因について、考えてみました。

前述の通り、仕事では比較的意識できていると思っていました。実際に嫌な気分になることが少なくなったからです。ただ、プライベートではできていなかった。

その違いは何か。

実は、仕事では意図せずに「偶然性プランニング」という手法を使っていたんです。

偶然性プランニングとは、自分が設定したtodoに対して「どんな邪魔が入るか?」をあらかじめ想定し、邪魔が入った場合の対処法を決めておくというものです。

自分が決めたtodoを達成できない原因は、予定通りに進まないことに尽きるかと思います。

急なタスク/会議が入ったり、眠気に襲われたり、やる気がなくなったり。
これは誰にでも起こりますよね。

偶然性プランニングでは、こうした"邪魔"をあらかじめ想定しておき、その事象が発生した場合の対処法を決めておくというものです。
イレギュラー発生時のマニュアルみたいなもんですね。

僕はイレギュラーに感情を乱されやすいタチなので、あらかじめ「~が起こったら、~する」と決めていました。

例えば、
◆想定される邪魔:急なタスク/予定が入る→作業の邪魔をされイラっとする
◆対処法:まず限界まで腕立て伏せをする。その後、緊急度を確認し、必要に応じて対処する
こんな感じです。

限界まで筋トレすると、イライラなんてどっかに行っちゃうんですよね!笑

つまり僕は「人に期待しない」を意識できていたわけではなく、マニュアルがあったからその通りに動けていたというだけでした。
(これはこれで有効な方法なので、アリだとは思ってます)

仕事では偶然性プランニングを意図せず取り入れていましたが、プライベートでは取り入れていなかったため、イレギュラーが発生したときに感情が波立ってしまったわけです。

意識を変えるにはそれなりの時間が必要

知識や行動は、そこまで時間をかけずに定着させることができると思います。だけど、意識だけはそう簡単に変わらない。

今まで生きてきた積み上げが、意識になっているからです。それがたった数日で変わるわけないんです。

人の話を聞いたりYouTubeを見たりした瞬間は「そういうことか!」
と思うのですが、ぶっちゃけ1週間も経つとほぼ意識できてないです。忘れてることすらあります。

なので、意識を変えるのは難しいし時間がかかるという前提のもと、日々意識するしかないなと再認識しました。

これにはやっぱり習慣化しかないでしょう。
毎日必ず目につくところに置いておく、毎日紙に書き出すなどが有力な手かなと。

僕の場合、仕事ではメモアプリに偶然性プランニングを書き出していて、感情が波立ったらそれを見るようにしていました。

ただ、今回の経験からそれだけでは足りなかったようなので、明日から毎日紙に書き出していこうと思います(笑)

結局、アウトプットが一番ですからね。


意識って一朝一夕で変わるものじゃないので、毎日意識することを習慣づけられるといいですね。僕も頑張ろうと思います。

主題からはちょっと逸れますが、偶然性プランニングはかなり効果的です!
仕事中、感情に流されやすい方はぜひ試してみてください。イライラやがっかりが圧倒的に少なくなりますよ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



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