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はじめまして。

私は言葉に何度も救われて来た人間です。

最初から重たい内容ですが、
私は虐待サバイバーです(言語、身体、性的に)。
それ故に境界性パーソナリティ障害となり、自らの足掻きで複雑性PTSD、摂食障害、乖離や重度の鬱を経験し、今も精神科通院をしております。
愛着障害は苦しく、辛い事が沢山有ります。
しかし、その場所で生きているからこその感情や見える世界もあるから幸せです。

私はある学科で学んでいた際に精神科科目の教授が講義中、
『この境界性パーソナリティ障害ってのは厄介だけど、すぐ死んじゃうから、ま、気にせず。』
そう私の疾患名をサラリと学生に伝えた際の衝撃が20年経ちましたが忘れられないです。
精神科科目の講義後、学生達はよく
『マジ精神病んだ人間の気持ちは無理だわぁ〜、
有り得んよな〜、関わりたくね〜』
と、隣に私がおるにも関わらず普通にそのような言葉を連打していました。
治療をする側を目指す人間の集団です。
とても悲しかったし、自分の闇を知られてはならぬ!と、心の扉を閉めたのを覚えています。

結局、私が自分の治療中心の生活を送れる日々となったのは35歳を過ぎた時でした。
40歳を目の前にし、だいぶ落ち着いた自分と向き合いながら考えた結果、境界性パーソナリティ障害は自死を選ぶ悲しい疾患、他人を振り回す厄介な疾患と言う汚名を晴らす文章を私自身が残す事が、与えられた自分の運命と思った次第なのです。

最初から重たい話を連ねましたが、自分の中の私のその時の気持ちをそのままに想いをこちらで吐露して行こうと考えております。
ここまで読んで下さり有難うございます!
今後の文章にもお付き合い頂けますと幸いです。
2022年5月2日(月)晴天
知花ちひろ


追記
ある学科と明記した所、看護学科と間違われるメッセージを何度か頂きましたので、作業療法学科であった事を晒す事にします。
また、最前線と言う単語を敬愛する吉本ばななさんをオマージュして使用させて頂いておりましたが、本日、最前線と言う単語を戦争用語だと学びましたので、今後は私のその時の気持ちをそのままにと、変更致します。
(ばななさんはその闘う様をも魅せて下さって居るのだと想うと、更に恋に落ちた次第です。うふふ。)
2022年5月29日(日)猛暑日
知花ちひろ

追記②
この度、親及び親族からの虐待が認められ、民事裁判により改名が認められました事を御報告致します。
戸籍が本当に知花ちひろと成りました事、幸いと感じ考えております。
2023年7月7日(金)晴天
知花ちひろ

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