スピーチの考えるきっかけ：必要のない言葉に対する究極の質問

読んだ後の数分、スピーチのことを考えるきっかけになったらいいなと思ってコミュニティー内で書いている一言コラムです。どうしてスピーチのことを？と思われた方がいたらばこちらの記事を参考にしてみてください。

「必要のない言葉」をキーワードにして前回2つの内容を書きました。この回も同じキーワードでで書いているのですが、3つ目は究極の質問と一緒に書いた内容です。

ではここからは実際に書いた一言コラム載せてみます

「必要のない言葉」について、前回まで2つの質問に答える形で書きました。

１）自分がよく使ってしまう必要のない言葉はどれ？

２）必要のない言葉を減らす方法ってあるの？

今日はその3つ目。じゃあ本当に「必要のない言葉」はなくした方がいいのか？という究極の質問です。例えば、TVのコメンテーター、学校の先生、もしくはミーティングで話している上司、この人一体「えー」を何回言ったのだろうかと気になったことないでしょうか。手元のノートに正の字を書きたくなる衝動を抑えられない！そのくらい気になるのであれば、減らすことを検討した方がいいかもしれません。ただこんな場合であればどうでしょうか？

私が参加しているスピーチクラブにものすごく軽快なしゃべり口、そして必要のない言葉が多めって言う人がいるんです。でもね、全く気にならないんですよね、、、（なぜ多いことに気付くかと言うと、参加者の必要のない言葉を数える仕事をやらないといけない時があるから ^ ^）むしろその人から必要のない言葉を取り除いたら、不自然過ぎて私は聞くに耐えられないかもしれません、笑。

こういう人、皆さんの周りにもいませんか？

モノマネをする方が特徴を10倍くらいにして表現することがありますよね。その特徴の部分に当たるのが必要のない言葉だったら、、、必要のない言葉を使うこと自体が、その人の特徴になっているのだとしたら、、、それを無くしてしまうのは、その人の大切なものも奪ってしまうことに繋がるのではないでしょうか。

人前で話すのに必要のない言葉を取り除いた方がいいか？と聞かれて、YESかNOかで答えるのであれば、個人的には「NO」だと思っています。冒頭で触れたように数えたくなるくらい「使い過ぎる」はもちろん悪です。でもそれらの言葉が、自然に心地よさを作ってくれていたり、またそれも含めてその人らしい話し方だとしたら、悪とは言い難いかな？！

誰かの考えるきっかけになりますように、、、
2021年6月9日

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