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兄弟げんかを始めたら

兄弟喧嘩への解釈と対応の仕方

 喧嘩は止めた方がいいのか?どの辺で?何を基準に?そもそも「けんかは必要だ。」っていう認識で良いのかな。口論くらいなら涼しい顔して「どうぞご自由に~」でいられるけれど、そのうち手が出て足が出て爪が出て…「あー!!」ってなるよね。

 そんな疑問を持つ妻に、夫は言う。

兄弟喧嘩か・・・アドラー心理学を応用するか。
まずは課題の分離だね。

喧嘩は必要でもあるし不必要でもあるという認識。
基本的に子どもも大人もおねーさんも喧嘩するときは意見が対立している状態にある。

そこで、まず課題を分離する。
喧嘩している二者に、自分が何らかの対応をしてコントロールする、あるいはやめさせることは「できない」という認識からスタート。
ただし、第三者として最善の振る舞いはできるよ。それがどういう結果になるかはわからないけど。

 最善の方法って?

それは第三者が解決しないこと。危害がある場合はやむなく介入することもあるけど、最低限に収めたい。
やっちゃダメなのは第三者が裁判すること。こっちが悪いとかあっちが悪いとか早い方が勝ちとかそういう類の裁判ね。

 それはあくまで当人同士が解決すべき問題だもんね。早期解決と穏やかな時間を欲してしまうが…暴力には目を光らせ、母は静観するのみ?

喧嘩がひと段落ついたところで、一緒に振り返って「こう言ったのは、こう言ってみたらよかったね」とか、「こうやってやればもっとうまくいってたんじゃない?」っていう助言はできそう。
今のうちに家庭内で失敗させないと、将来的には学ぶことを失敗するようになる。
喧嘩の機会に遭遇したら、「一緒にクッキー焼こう!」と提案できるような母親っていいよね。
それがメープルクッキーなら尚良い。

 それは自分が食べたいだけじゃ?

ちょっと言い合いになっても介入を待たずに仲良く遊び出すから聞き耳立てて流すくらいなんだよね。それか当人同士で叩き叩かれ泣いてその場を離れて終了って感じだもんなー。

「家庭は失敗させる場所」として、一緒に振り返りが出来たら喧嘩一つでぐんぐん伸びそうな…。小麦粉を用意しその機会を待つべし。


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