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課題を解決する商品開発プログラム「SESSION富山」KOM開催しました

4月19日にレストラン光彩で「事業の方向性をつくるデザインと商品開発」をテーマに(有)セメントプロデュースデザイン金谷勉氏をお招きしてセミナーを開催しました。
その様子はYOUTUBEで限定配信しておりますので、ご覧になりたい方は
コワーキングスペースTRIOの詳細ページ からお問合せ下さい!

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

7年前にも滑川市に来ていただいて商品開発プログラムを行っていましたが、今回は私のNPO法人と滑川市の公民連携事業として2回目のゼミを開催します。事前に声がけさせていただいていた事業者さんや当日の飛び入り参加の方も含めて25名ほどの参加でした。金谷さんのキレッキレのお話は動画をご覧いただければと思いますが、その後7年前にも参加された(有)カネツル砂子商店さんの開発後の流れもお聞きしました。

今年代替わりされた新社長にお話をいただきました。

とりあえず作らない

SESSION富山は商品開発プログラムではありますが、開発前のステップをしっかり固めていく工程になっています。いきなり商品を作ってしまい、売れなかった場合不良在庫を抱えることになります。セメントさんの場合は、今抱えている課題を見つけて、業界の中でのポジションや、自社の持つ資源を活かした解決策として商品をつくろうというステップを経ます。

最近は資材や保管コストも値上げしているので、極力失敗しないように慎重にスタートを切る方が最終的な負担は減ると思います。このプログラムでは分析フェーズと開発フェーズの2つを大きな区切りとして進んでいきます。

分析フェーズ

・周りを見る(業界を見渡してみる)
  「自社・競合・状況」を十分に分析する
・自分の立っている場所を知る
  「自社と他社のポジション」を確認すること
行きたい場所を知る
  
市場・顧客のターゲティング 「自社の差別化できる場所」を見出す

作る前にまずは調べて、方向を決めることからはじめましょう。そこが終わってから開発にかかっていきます。

開発フェーズ

・どこまでできるかを知る
  企業訪問 生産体制と製造能力の確認
・目指す方向を共有する
  
コンセプト固め 「自社の想い」や「志」を軸にビジョン設計を行う
・商品を考える
  
商品企画1 コンセプトを満たす事業を考える
  商品企画2  商品のアイデアと発想を練りあげる
・商品を伝える
  
企画プレゼン演習 ブランドコンセプトの確立

ここまでが今年のプログラムになります。一度このステップをやってみると2つ目、3つ目と社内で企画を立てることができるようになります。ここがセメントさんの商品開発プログラムの最大の魅力かもしれません。

自走する商品開発、伴走する支援

参加者の皆さんも商品をつくることが目的ではありません。課題を解決する、しっかりと商品を売り上げることが目的です。課題を解決するためにはデザイナーさんに依頼する前に社内でやるべきことをしっかりとすることが大切です。
そして商品をしっかりと売るためには、製造業や販路を持っていない事業者には難しいところですが、このプログラムでは弊NPO法人もセメントさんも売るところまで伴走をする予定です。
SESSIONプログラムは石川県、長野県など各地で行われており、2月のギフトショーでは各地の生産者さんがSESSIONブースに集まり、一緒になって販路開拓に挑戦されておられました。

富山県からも他府県の事業者さんと肩を並べて戦っていく方を出せるといいなと思いながら、最後までサポートしていきます!



SESSION富山の詳細は↓から
コワーキングスペースTRIOの詳細ページ

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