漆喰を塗るメリット＆デメリット

こんにちは　sho-maです

前回、漆喰についての記事を書きました。

今回は漆喰の効果を聞いていきます。漆喰を塗った時のメリットが沢山ありますが、反対にデメリットもあります。そこも全部書くので気になる方はぜひ読んでみてください！

メリット！

・調湿効果

まずは調湿効果があります。

部屋の湿度が高いと湿気を吸い、湿度が低いと持っている水分を吐き出して湿度を調整してくれます。そのため部屋がジメジメして結露やカビを抑えてくれたり、乾燥して喉が痛いなんてことも無くなります。

部屋がとても快適になります。

・消臭効果

漆喰は臭いの元となる物質を吸収してくれます。また吸収してくれるだけでなく、臭いの元を分解し除去してくれる効果があります。

なのでトイレや、押し入れ、クローゼットなどの嫌な臭いも無くなります。

・抗菌効果

漆喰の元となる消石灰は強アルカリ性です。鳥インフルエンザや豚コレラがあったときに、テレビなどで消毒として白い粉を撒いているのを見たことはありませんか。あれが消石灰です。

そんな消石灰を主原料としてるので、カビ、菌、ウイルスに強く繁殖も防ぎます。

そんな強アルカリを壁に塗って大丈夫かと思うかもしれませんが、大丈夫です。漆喰は塗って固まりだすと、表面から徐々に中性化していくので人体に害はありません。

・静電気を帯びない

漆喰は静電気がたまりません。つまりホコリが付着しないのです。

なので壁や天井に漆喰を塗ると、ホコリは壁などに付着せず床に落ちます。すると床を掃除するだけでホコリを綺麗に取り除けるので、部屋がとても清潔な空間になります。

・不燃材料

漆喰は燃えません。もし火事が起きても火が燃え広がるのを抑えてくれるので安心です。

・体にいい

漆喰は自然素材なので、シックハウス症候群になりません。

シックハウスとは接着剤や塗料などに含まれる、ホルムアルデヒド等から発生する発揮性有機化合物が原因で起こる症状で、頭痛・めまい・倦怠感・湿疹・のどの痛みなどといった体調不良になる人がいます。新築住宅で多いです。

ちなみにビニールクロスからも出ています。

漆喰はそのシックハウスになる原因の物質を持ってませんし、さらにホルムアルデヒドを吸着し、分解する効果まで持っている素晴らしい材料です。

・デザイン性

漆喰壁は人の手で塗って仕上げます。

なのでそのお家の雰囲気に合った仕上げや、好みの色、テクスチャーなど、そのデザイン性はとても高いです。シンプルに、ラフな感じで、荒々しく、などお好みのパターンで塗り仕上げます。

以上がメリットです

ここまでメリットを書きましたが、細かく言うとまだまだあります。

「調湿」「抗菌」「ホコリがたまらない」などのおかげで、クーラーの効きが良い、アレルギーが収まった、部屋干しもよく乾くし臭わない、風邪を引かなくなった、寝つきがすごくいい、などなどいっぱい出てきます。

色々な効果のおかげで様々なメリットが出てきます。

ですがいいことばかりではありません。やはりデメリットもあります。そこも書いていきます。

デメリット！

・人が塗る

人の手で塗ることは長所にもなり、短所にもなります。

人の手で塗るので、クロスなどの工業製品のようにどの壁見ても全く同じデザイン、パターンを作るのは無理です。同じように見えるように塗ってはいますが、完璧を求める方にはデメリットになります。

ですが全く同じじゃないほうが人の手で作った感があって良い、温かみがあっていいなどとメリットととらえる人もいます。

・値段が高い

これはよくクロスと比べられて言われます。でもこれだけ様々な良い効果のある漆喰と、ビニールクロスを比べたらそりゃ漆喰のほうが高いです。

・クラック（ひび）が入りやすい

僕らもクラックが入ることの無いように下地をしっかり作って漆喰を塗っていますが、相手は自然のものなので絶対にクラックが入らないとは言い切れません。また漆喰の収縮で入りやすい箇所や、建物の揺れなどで入る可能性は十分にあります。

ですが、クロスやペンキなども年数とともに、剥がれてきたりクラックが入ったりするのでデメリットは一緒だと思います。

以上がデメリットです

漆喰を塗るメリットとデメリットについてまとめてみました。個人的にはメリットに対してデメリット少ないと思いましたが、どうですか。

僕が家を建てたり、リフォームをするのであれば絶対に漆喰を塗ります。

この記事でいろいろ参考になれば嬉しいです。

ありがとうございました。

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