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転職意欲がそれほど高くなかった私がログラスで「また」新卒採用を行う3つの理由

🐳この記事は「ログラスサマーアドベントカレンダー2023」の38日目の記事です。
明日はエンジニアの山﨑さんの予定です!

人生初noteがまさか「入社エントリ」になるとは思ってもみなかった岡田拓也(おかだ たくや)です。2023年9月1日よりログラスで新卒採用担当として働いています。もともと、それほど転職意識は高くありませんでした。そこから、なぜ、ログラスで働いてみようと思ったのかを書いてみようと思います。


新卒採用担当という仕事

こちらのnoteをご覧の方は「新卒採用担当」という仕事にどんなイメージをお持ちでしょうか。もしかしたら「たくさんの学生に会って」「(謎の上から目線で)キャリアを語る」「キラキラした華々しい仕事」(そして、定期的にSNSで炎上している)というイメージをお持ちかも知れません。けれど、多くのお仕事と同じように表に見える仕事は1〜2割くらいで、残りは社内折衝、候補者様や主に面接官の問い合わせ対応、選考ステータスの管理など、いわゆる決して華々しいとは言えない仕事が8割以上を占めています。※あくまで私の実感値

現場や組織の協力なくしては成果を出すことが難しく「どうやって社内を巻き込むと協力を得られやすそうか」「候補者様が求める場をどうやって作ろうか」「入社後活躍してもらうための体制どうしようか」そんなことを考え続ける仕事であると私は思っています。

「謎の万能感に包まれるから、新卒採用担当なんてあまり長くやるものではない」なんて声も聞かれます。私、かれこれ7年以上新卒採用担当やっているので特級呪物となっている可能性も否めませんが、新卒採用担当を続けるほど感じるのは、全方位で謙虚でいないと求める結果は決して得られないということです。

何をお伝えしたいかというと…採用担当者ってキラキラした仕事のように思えるかもしれませんが、実態は結構泥臭い仕事なんですよということ。そして、もう一つ。もしかしたら、勘違いされがちなことが担当者自身のキャリアについてです。多くの人のキャリアの相談事にものり、かつ自信満々に話すので「キャリアの専門家」のように見えるかも知れませんが採用担当者自身も、キャリアにはちゃんと悩んでいる…人も多いのではないかと思います。

目の前の候補者様と真摯に向き合うほど、かけた言葉や語った姿が全てブーメランとなって自分に返ってきます。夢を語りつつ「お前はどうなんだ?」と自問し続けているのは私だけではないはずです。採用担当者だって、キャリアに悩むんです。でも、それは正しい姿だと思っています。

「転職するときにお声かけしたい会社リスト」とは

こんな感じで比較的自身のキャリアについて考える機会は多い仕事なので、どんな自分でありたいか、どんなキャリアを歩みたいかが常に頭の片隅にはある中で働いています。

自身のキャリアを考える一環で数年前から、今の経験やスキルを活かし自分が自分らしく次のキャリアを歩めるような会社をピックアップし「転職するときにお声かけしたい会社リスト」を作っていました。完全に一方通行の片思いで、SNSでその会社の経営者や採用担当をはじめとした従業員の発信を追うのです。そして、自分はどんな関わりが持てそうか妄想するのです。うふふ…。

私がリストを作成するときに大事にしていたのは以下の3つです。


  1. 会社のミッションやビジョンに共感できるか

  2. 経営者に共感できるか

  3. 事業ドメインに成長性を感じるか


この条件をクリアした会社の発信を追い、自身のコンピテンシーとの重なりを妄想していました。それぞれ背景を捕捉します。

1.会社のミッションやビジョンに共感できるか

高校時代まで話は遡りますが、個人宅向けインターネット回線の電話営業アルバイトをしていたことがあります。当時は、ただお金を稼ぎたくて時給の高さだけで選び、わずか2ヶ月程度で辞めてしまいました。とにかく与えられたリストに、与えられたトークスクリプトで電話をかける。契約を取れればそれはそれで高揚感はあるのですが、この契約一件で会社は潤うが、それが果たしてどれだけ世の中を良くするのか…?と、考え始め段々虚しくなっていった記憶があります。(当時は安くて早いインターネット回線が個人宅向けに普及し始めるタイミングでした。今振り返れば社会的意義も大きく大切な仕事であると理解できます。しかし、高校生の自分にはそこまで理解することができなかったのです…)自分にとっては漠然と「何のために働くのか」が大事であると意識するきっかけでした。なので、就職活動の時はミッションやビジョンの共感を大事にしていたし、それは社会人になって10年以上経つ今でも変わっていません。

2.経営者に共感できるか

一つ目の条件と近いですが、二つ目は経営者に共感できるかです。仮に苦しい状況となっても、支えていきたい、ついて行きたいと思えるか、その経営者の抱く夢と同じ夢を見ることができるか。採用担当は経営者の分身となり、夢を語り、事業を語る仕事であると思っています。転職するにしても、初めは自身のコンピテンシーを活かした採用周りになるはずなので、経営者への共感は大切にしていました。

3.事業ドメインに成長性を感じるか

他、二つに比べるとやや打算的ですが展開する事業ドメインに成長性を感じられるかは大事だと思っています。企業が成長することで新しいポジションや機会が生まれ、待遇や社会的地位も向上していくからです。ミッションやビジョン、経営者への共感性だけでなく、採用担当としては自信を持って「あなたの貴重な時間を投資する価値があります」と言えることは重要でした。

ログラスに魅力を感じた理由

ログラスに魅力を感じた理由は先述のリストにマッチする会社の一つであったからです。とある採用担当者の勉強会コミュニティにログラスもおり、そこで採用人事を募集していました。当時は「新卒採用担当」という文脈もなかったですがとりあえず直接話を聞いてみよう!と思ったのがきっかけです。

この時点では転職意向度はそれほど高くなく、中長期で連絡を取り合い転職意向が高まったら再度連絡しようくらいに思っていました。しかし、はい、ログラスは「採用狂気」を標榜している会社です。

何の気なしに参加をしたリファラルイベントでの社員総出の対応や布川や坂本の熱量(これを毎月やっている…!)採用に向けた全社のモメンタムをヒシヒシと感じ「ここで採用に関われたらめちゃくちゃ面白いだろうな…」と、加えて、この時「新卒採用を始めたいと思っている」という話を聞きマインドシェアがググーッと高まったことを覚えています。

前職のマネジメントソリューションズでは全社員数が100名ちょっと新卒採用の人数も10名未満という状態から関わり、直近では社員数1,000名超新卒採用の人数も100名を超える規模の採用企画に携わるようになっていました。少しずつマネジメントも行うようになっていたので、改めて転職するかはかなり悩みました。

しかし、ベンチャーという環境であればどこもそうだとは思いますが新卒採用の立ち上げというポジションもいつまでも空いているわけではありません。改めて、自身のキャリアを振り返り、よりチャレンジングな選択をと考え今に至ります。

ログラスで新卒採用担当を行う3つの理由

長く新卒採用担当を続けてはおりますが、「新卒採用だけ」のキャリアは年齢も考えると少し苦しくなってくる感覚を持っています。人事という目で見ると採用は一つの職掌でしかないですし、採用という観点で見ても中途採用に比べて新卒採用では専任者を立てて行なっている会社の方が少ないと思います。なので、転職を考えるにあたっては自身の職域を広げるために未経験でも中途採用を絡ませてくれるところが良いだろうなと思っていました。

そんな中でも「なぜ」また新卒採用担当者としてログラスでやっていこうと思ったのか。3つの理由があります。やっと、タイトル回収です。


  1. 各分野のプロフェッショナルが集うログラスで、自分のこれまでやってきたことが活かせる環境があること

  2. まだまだベンチャーなので、垣根を超えて中途採用領域の業務や、新入社員の育成や組織開発のスキルセットを得られる可能性がある

  3. もう一度、理想を追ってみたい


1.各分野のプロフェッショナルが集うログラスで、自分のこれまでやってきたことが活かせる環境があること

ログラスにはビジネスサイドにもエンジニアサイドでも、そしてコーポレートにもその領域ではバイネームで名前が上がるほどのプロフェッショナルが集まっています。

※これまでの軌跡を見ていただけると、ログラスにどのような人が集まり、どのように成長してきたかご確認いただけます。

そんな中で、お互いを称え合い自身の専門性をぶつけ合える環境はとても魅力的でした。ログラスの目指す未来に自分が求められできることがあるならば全力でコミットしたいと思いました。

2.まだまだベンチャーなので、垣根を超えて中途採用領域の業務や、新入社員の育成や組織開発のスキルセットを得られる可能性がある

まずは新卒採用から入りますが立ち上げということもあり入社後育成も視野に採用計画や新卒社員の育成計画をしていく予定です。採用人数だけでなく入社後活躍を前提に立ち上げに関われるのはとても魅力に感じています。
また、T2D3を目指しているログラスとしてはHRでも自身の役割を超えて動くことが求められています。中途採用担当者とも非常に近い位置にいるので自身のスキルセットを広げられそうな環境が魅力的でした。

3.もう一度、理想を追ってみたい

採用活動の究極の形は「1/1」であると思っています。少し補足します。しっかりとターゲットに刺さるメッセージを発信し強い共感性を持って選考に臨んでもらう状況をつくる。選考の目線もしっかりと擦り合わせ合格率は100%。お互いの理解も進んでいる状態なので100%の推移率。内定の応諾率も100%。これが「1/1」のイメージです。はい、理想論ですよね。でも、理想だからこそ追う価値があると思っています。一人一人にしっかりと時間を割くことができるので選考の中でエンゲージメントが育まれ、入社後ギャップも最小に抑えることができ、早期での活躍が期待されます。早々からカルチャーの担い手になることも期待できます。

ログラスはコミットメント型組織を目指しています。現状は高い社員エンゲージメントや採用協力のモメンタムが生まれていますが、今後100名の壁、300名の壁を迎え、現状の純度を保ったカルチャーを存続していくためには新卒入社社員の役割は大きいと思っています。※新卒採用がなぜ必要かは以下の記事がとても良かったです。

前職では新卒採用の領域で一定やり切ったという自負もありますが、ゼロベースで組み立ててきたわけではありませんでした。ログラスではそれこそゼロから理想を追って、ログラスの10年後を創る方とお会いできるような採用活動をしたいと思っています。

課題は山積み…!

「良い景気を作ろう。」これは我々のミッションです。限られたパイを奪い合うのではなく、パイそのものを広く大きくすることで誰もがwinすることができる。そんな世界を創ることができるのが、ログラスであると私は思っています。

ところが、ビジネスサイドもエンジニアサイドも、成長を支えるコーポレートも目指す姿のためには、課題が山積みです。その課題を解決するための人材が全方位で足りていません。募集情報を見てピンと来た方は、まずはカジュアルに面談させてください。

一緒に良い景気を作りましょう!

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