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By reading "母性"

湊かなえさんが書いた「母性」読了したので、感想失礼します!!
あらすじとか、小説の内容とかは書かないのでぜひ読んでください!
ネタバレも含むかもなのでご注意を


映画公開してすぐに劇場に足を運びました。
原作でも非常に心やられました。

通勤で往復1時間ほど時間があるので、本を読んでいます。


読み終わった帰りの電車、家まで向かう暗闇の中
苦しくなって涙を流していました。
私にとってこの話は悲しく苦しい内容でした。
湊かなえさんの作品はミステリーとのことですが、
ミステリー要素というより、母性というより、愛についてだと思いました。
(あくまでも私の思考です・・・。)

この話は、母としての感情、娘としての感情を作品にされていて
考えるっていうか、考えさせられたような気がします。
気づきたくなかったところに、気づかされたというか。
向き合ってこなかったことに、向き合うようにめぐり逢わされたというか。
どちらにしろ、私にとっては悪いことではなかったです。

この本や映画を見て辛く思いました。
私は、清佳と同じ母との関係性だったかなと。
全く同じ状況に陥っていたわけではないけれど、
母から愛されていた、とは思えません。
きっとそれは、母も同じです。
母も、娘を愛していた。なんて、思っていないでしょう。
親不孝者と思われてもいいです。

この映画のように、母と娘では第三者から見て状況が一緒であっても
当事者が感じることは全くとして別物であるから。


私の母に、母性はあるのか。
私の母は、娘を愛していたのか。
私は母に、なることができるのか。


私に娘ができたとき、母になる。
母性があるかは別として。
私がいつか母になることができるのであれば、
娘に「母に愛された」と思ってもらえるような「母」でありたい。
わたしはたくさんの愛を与えたい。

今はまだ、自分が人に愛されたいとそう願っています。
自分が愛されるために、人を愛しています。

また、母になった時に「母性」を読むと違った世界を感じるのだと思う。
映画鑑賞後、母になる前にもう一度読みます。


#映画感想文 #読書感想文 #湊かなえ #母性


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