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【体験談:高校留学】リスタート留学体験(NZ)

期間:高校1年生~3年生
学校:Aotea College (ニュージーランド)
卒業後の進路:Otago University(ニュージーランド)

※保護者からの寄稿文

息子は中学3年生の頃から徐々に学校へ通わなくなり、その年の終わりには完全に不登校になりました。中高一貫校に通っていたため高校へ進級はしたものの、6月には欠席数が超過し、2年生への進級が厳しくなり退学となりました。私も息子も散々悩み苦しんだ結果でしたので、高校退学が決まった時は不思議と吹っ切れたような気持ちになったのを覚えています。

その後しばらくは自宅に籠り今後を暗中模索していましたが、息子が自ら選択したのが留学という道でした。今のままでは変われない、もっと厳しく家族に甘えられない環境に身を置きたい、そう考え辿りついた結論でした。周りに気を遣いすぎるが故に自分が疲れてしまう息子にとって、今の環境では彼の良さを発揮できないままになってしまう、環境を大きく変えることが息子にとって必要なことだと感じ、家族も賛成しました。

インターネットで「不登校からの留学」をサポートしてくれる代理店を探していたところ、いくつか候補があがり夏休みを利用して相談に行きました。OKCでご相談させていただいたとき、カウンセラーの方が息子に「どんな状況でもやり直せる!これからどんな人生を送りたいか?君が大人になる頃どんな世の中になっていると思う?」など、不登校になってしまった過去を振り返るのではなく将来を見据えた話をしてくださり、「こんな状況の私達親子でも未来を語れるんだ!」と本当に嬉しくありがたい気持ちになりました。帰り道、息子はどこの国がいいかな…英語の勉強をしないと…と明るい表情で「これから」を話していました。この面談が決め手となりOKCにお世話になることにしました。また現地に直営の事務所があり不登校専任の日本人アドバイザーがいること、料金設定がリーゾナブルで明確であること、大学進学へのサポートが充実していることなども決め手となりました。

不登校を経験しているので、出発当日まで「本当に一人で留学できるのだろうか」「辞めると言い出すのではないか」と半信半疑でしたし、空港で別れ際一瞬目を真っ赤にした息子を見て「正しい選択だったのだろうか」と胸を締め付けられる思いでした。そんな私の心配をよそに、息子は素敵なホストファミリーとたくさんの友人に支えてもらいながら、ニュージーランドでの3年間を勉強にスポーツにと思いっきり楽しむことができたようです。3年目には首都ウエリントンに貢献した留学生に送られる賞を受賞したことからも、どれだけこの留学が息子にとって有意義なものだったかが分かります。

留学中、心配なこと気になることは電話やメールを通して担当スタッフの方、現地サポーターの方、息子、家族と連絡を取り合うことができ安心してお任せすることができました。特に現地サポーターの方は定期的に息子と会い、食事の心配から勉強のこと、将来のことなど相談にのっていただきました。OKCスタッフみなさんのおかげで3年間の卒業留学をやり遂げることができました。感謝の気持ちでいっぱいです。

息子は親元を離れ一人で自分の道を切り開く逞しさと知恵を身に着け、3年間の留学生活を通して自立した大人に成長しつつあります。「どんな状況でもやり直せる!」これ、本当です。


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