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独身男子が、レシピをお裾分けしてもらったので #おうちでsio してみた話

こんばんは。最近、頭上の天パが自我を持ち始めました。
どうも大久保です。

さて、世の中は「不要不急」「自粛」だなんだで、大変ですね。せっかく桜が見頃の季節ですが、家にいないといけないのは少し寂しい。
でも、仕方ないですよね。今年は我慢。他の楽しいことを探して過ごすのが一番です。

そんな矢先、あのミシュラン一つ星レストラン『sio』の鳥羽シェフが、唐揚げのレシピを公開してくださいました!

この唐揚げ、東京・丸の内にある『o/sio』でいただいたことがありますが、まーーー、美味しい!……思い出しただけでお腹空いてきた。
唐揚げはもちろんのこと、『奈良漬のタルタルソース』がね、もうたまらんのですよ。いや、もう奈良漬って。独特の風味かと思っていたら、こんないい感じに唐揚げを引き立てちゃいますか。唐揚げだけならご飯が止まらず、奈良漬のタルタルソースが加わると、ちょっとお酒も飲みたくなるような。
唐揚げという男子代表のおかずが、奈良漬によって一人の男性に成長したような。そんな感じです。(どんな感じだよ)

と!に!か!く!美味しいの!
そんな唐揚げのレシピがまさかの公開。ここは肉体労働系インドア派、毎週弁当男子の僕は作らなければと思い、鳥羽さんのレシピを元に作ってみました(^0^)/

料理は準備が9割

実際にやってみて、まずこれだけは伝えたいです。
ちゃんと準備すれば絶対美味しくできるはず。

「準備って、食材用意すればいいんだろ?」と思っている人は甘いです。ベトナムコーヒーくらい甘い。

鳥羽さんは言いました。「180度で3分、休ませ3分、仕上げ1分」と。

つまりですよ、3分揚げるゾーン、3分休ませるゾーン、仕上げたやつ置くゾーンが必要なわけです。これを事前に用意して置かないと、揚げてる最中にテンヤワンヤな事になるので、注意ですよ。
僕、1Kの小さなキッチンでテンヤワンヤしてましたからね、19時くらいに。

なので、食材の準備と一緒に、器具も準備しておくといいですよ。

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粉を付けてから揚げて、完成させるまでにこれだけの段階があります。
同時に色分けした4ヶ所が必要になります。だから、行程と一緒にそれぞれの場所もしっかり用意しておくことが大切。

ゾーンを制するものは唐揚げを制す。今回、僕学びました。
ちなみにワタクシ。高校時代、北海道出身のガールズバンド:ZONEのファンクラブに入っていたのはここだけの秘密です。

揚げ物ってな、油が必要なんだぜ?

これ、完全に盲点でした。鳥羽さん、材料のところに「油」書いといてくださいよ〜。。っていうのはもう論外なんだと思いますが、油もちゃんと用意しておかないと後悔する事になると思います。

っていうか、後悔しましたし。

鶏肉買って、生姜もニンニクも家にあるし、醤油も酒もあるし、準備バッチリ!お肉は50g。思っていたより大きいかも。準備ができたら、ツイートにあったように材料を醤油などに浸けておきます。

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いや、あの、かわい子ぶったりしているワケではなくて、最初は普通のジッパーに入れたんですよ?そうしたら破れてて、慌てて手に取ったのがこれだった、っていうだけですからね?

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待たせたな!!

というわけで、材料入れて待ってたら味が染みてきます。いざこの鶏肉に粉を付けて油にダイブさせたいところ、鳥羽さんからこんなアドバイスをいただきました。

タレを、きちんと、拭き取る。……拭き取るって、何で?ティッシュ?んなわけあるかい。とりあえず、ビチャビチャにしちゃダメという事だと思い、こうしました。

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ザルに入れて、余分な汁を落とす作戦。…旨味とかも落ちちゃうのかな?
とはいえ、これでバッチリ。粉に付けてもベタベタせず、いい感じでした。

さあ、油を用意して〜……「あれ、油、結構必要じゃない?」とここで気付くわけです。ものすごくシンプルに考えて、鶏肉が浸かるくらいは油が必要なわけじゃないですか。鍋の大きさにもよるけど、結構な量なんですよね。

そんなことをまるで考えていなかったので、家にあるサラダ油を全て入れたところ、足りない。こんな浅い中に鶏肉入れても、幼児用プールに付き合うお父さんにしか見えないよ!!ということで、仕方なくオリーブオイルを注ぎ、なんとか量を補いました。

揚げ物には、それなりの油が必要。これ大事です。

揚げ物は・時間が分かると・めっちゃ楽

さて、油もなんとかなったので、いざ調理の時間です。鳥羽さんからは「180度で3分」とありましたが、180度なんてどう測るのか。そもそも体温計すらウチにはないのに。。というわけで、恥を忍んで聞いてみると

っていうか、これくらい自分でググれよ、大久保。とも思いましたが、せっかく教えていただいたので、言われた通りやってみました。油を火にかけて少し経ってから菜箸を入れると

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おー、、確かに箸から泡が出てる!こうやって、タイミングを測るんですね。そして、ついに鶏肉をイン!!

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ぎゃー!揚げ物してる!家で揚げ物してるよ!!
なぜかこの時、頭の中で『LA・LA・LA LOVE SONG』が流れてました。なんで?

とにかく揚げてしまったら、あとは鳥羽さんに教えていただいたレシピの通り、180度で3分、休ませ3分、仕上げ1分を実践するのみです。
時間が分かっていると、安心します。温度も予め箸から泡が出てたので、きっと問題なし。

……正直、最初の2つは思っていたよりも黒くなっちゃいましたが、それ以降、時間と実際の色味を見ながら揚げていくと、最後はいい感じに仕上がりました。

初めての唐揚げ。タルタルは少しアレンジ

こうして完成したのがこちら!

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ちょっと黒くなっちゃったけどー!でも、失敗せずにできました!
(写真へたー)

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ちなみに切ってみるとこんな感じ。うー!バッチグー!!
食べてみると、味はもちろん文句なし!!唐揚げだけでも美味しい!ご飯があるともっと美味しい!いやー、最高!!

きっと、粉や油を変えたり、温度をもう少しちゃんと管理したらもっと美味しくなるのかなと思います。それができるのがやはりプロ。同じレシピで作れるとは言え、やはりまたお店で食べたいな〜と思いました。

そして、奈良漬のタルタルソースですが、こちらは材料を準備していなかったので、自分で漬けていた糠漬けの大根を細かく刻んでマヨネーズと合わせてみました。

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奈良漬独特の深みというのか、濃厚な感じはないものの、これはこれでさっぱりしてて美味しかったです。

つくってみて:復習

というわけで、鳥羽さんのレシピのおかげで、とっても美味しい唐揚げを作ることができました!いやはや、こんなに美味しく自分が作れるとは思わなんだ。作れたとはいえ、やっぱりお店で唐揚げもそうだし、他の料理も食べたいなと思いました。

つくってみての復習としては

●食材と一緒に場所も準備すること
●油も材料のうち。お忘れなく
●後片付けまできっちり!油の処理もしっかり

後片付けまでちゃんとしないとですよね。そこまでも頭が回っていなかったので、自分は新聞やいらない紙をかき集めて吸わせました。あぶないあぶない。。

以上をきっちりしておけば、あとは書かれているレシピ通りにやってみたら間違いなし!普通は、場所とか油問題は当たり前なのかもしれませんが(笑)

というわけで、室内で過ごす時間が多くなりそうな時期ですが、素人が一流のレシピを元に作ってみたらこんな感じ、というお話でした。

鳥羽さん、素敵な機会をありがとうございましたー!!
これからもどんどん作りたい!

大久保忠尚:twitter

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