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自分の弱みについて

はじめに

今回のテーマは「自分の弱み」についてです。前回の記事では「自分の強み」について書きましたので、今回はその対極にある「弱み」について書いていきたいと思います。
↓前回の記事

弱みを認識する手段

どうやって自分の弱みを認識するか。
手段を挙げると、大体以下の3つかなと思います。

  1. 自身の過去の体験から認識する

  2. 周囲の人からコメントをもらう

  3. 弱み分析ツールを使う

「1.自分の過去の体験から認識する」について、自分の弱みを認識する手段としてはこれが最も多いでしょうか。自分の弱みを認識する手段というと堅苦しく聞こえますが、「あ、自分これ苦手だな」と思うことが自分の弱みを認識する瞬間だと思います。

「2.周囲の人からコメントをもらう」について、これもまたポピュラーな認知手段かなと思います。当然ながら、周囲の方が自分の姿って見えています。自分で自分を評価するよりも、周囲に評価してもらったほうが自分の特徴は認知しやすいですよね。

「3.弱み分析ツールを使う」について、これはレアな認知手段かなと思います。ぶっちゃけ「弱み認識ツール」なんて聞いたことがないです。課題を見つけてくれるツールならあるかもしれないですが。「弱み分析ツール」はないけれど、「強み分析ツール」はあります。その「強み分析ツール」を使う中で、副産物として自分の弱いところを知ることができるのかな、と思います。自分の特徴を示すグラフがあるツールだと、自分の弱みを定量的に知ることができると思います。

具体的な自分の弱みって?

正直、あげればキリがないと思いますが・・・

「自分の考えを相手に簡潔に話して説明すること」
「大きな目標から逆算してマイルストーンを設定すること」
「人と協力して物事に取り組むこと」

この3つかな、と思います。
これは先述の「自身の過去の体験」「周囲の人からコメントをもらう」「弱み分析ツールを使う」から判断したものです。


「VIEW」というアプリの結果より。極端ですね。

自分の考えを簡潔に話して説明する

自分の弱みその1です。自分の過去の体験から認識したものです。
当然事前に頭を整理して、原稿を作っておけば説明に苦労することはないのですが、会話の流れで自分の考えを説明するのが苦手です。
「自分で何を言っているのかわからなくなる」という感じです。

この原因は「会話や自分の目を通して頭の中に入ってくる情報が整理されていないから」ではないかなと考えています。

その背景として、以下のようなことがあると思います。
自分にとって明るい分野についての会話や資料を見ている際に話すことを求められた場合には、自分の考えを筋道立てて説明することができます。
一方で、自分があまり詳しくない分野についての会話や資料を見ている際に話すことを求められると、うまく話せなくなります。

大きな目標から逆算してマイルストーンを設定する

自分の弱みその2です。これは周囲の人からコメントをもらって気づいた弱みになります。
小さな目標を達成するためのマイルストーンの設定は容易にできます。自身の頭の中でTODOを明確にイメージできるからです。
一方で、大きな目標を立てた際には目標達成のために「何からすべきなのかイメージがつかない、何をすべきなのかイメージがつかない」から、逆算してマイルストーンを設定できないのです。

冷静に考えて「大きな目標から逆算してマイルストーンを設定する」って誰にとって難しいのでは?と思ってしまった自分がいます。
誰にとっても難しい、としたときに、「大きな目標から逆算してマイルストーンを設定するのが苦手」というよりは、「自分の頭で考えても答えが出ない時に周囲に相談できないこと」が自分の本当の弱みなのではないか、という思いが浮かんでいます。

「自分の頭で考えても答えが出ない時に周囲に相談できない」のはなぜでしょうか?
一旦次の弱みに移ります。

人と協力して物事に取り組むこと

自分の弱みその3です。これは「自身の過去の体験」「周囲の人からコメントをもらう」「弱み分析ツールを使う」全てを通して認識したことです。

「自分の考え通りに物事を進めていきたい」と思うあまり、周囲の人の力を借りることができないのだと思います。ものすごく幼稚な姿勢というか、考え方というか。

「他の人と一緒にタスクを進めて、自分のイメージしたものと違うものができてしまう」よりは、「自分が全てやって自分のイメージした通りのものを作ってしまった方が良い」という考え方が自分の中にあるのかなと思います。大きなことを成し遂げるためには絶対に改めなければいけない考えではありますが・・・

自分の弱みその2,その3を踏まえると、本当の弱みは「周囲に助けを求められないこと、頼れないこと」なのかな、と判断できます。
(ちょっと長くなってしまったので、「なぜ周囲の人に助けを求めること、頼ること」ができないのかは次回以降言語化していきます)

自分の弱みとどう向き合っていくのか

ここまで文字に起こしてみて、「克服しなければならない」という危機感があることは間違い無いですが、では弱点に対してどう向き合うか。

「どう向き合うか」というのは、「そのまま放置するか」「改善して弱みとわからない程度にするのか」「長所となるまで改善するか」のいずれかから選択することになります。

私が選択するのは「改善して弱みとわからない程度にする」。
「自分にとっての弱み」は今後も弱みであり続けることはほぼ間違いないと思います。但し、「弱みがあるから強みが活きない」なんてことにはなりたくない。強みを活かすために、弱みが目立たない程度に克服するのです。

私の尊敬する方である著名なマーケターである森岡 毅さんも「弱点克服ばかりに力を入れすぎても意味がないが、克服することで自分の強みを大きく伸ばせる弱点は克服すべし」とおっしゃっています。

私の強みが活きるであろうアナリストやマーケティングという仕事も、絶対に私一人の力だけでは進めることができない仕事です。仕事をうまく進めるためにも、今回挙げたような弱点の克服は不可欠です。

最後に

今日は自分の弱みについて、言語化してきました。

総括すると、自分の弱みは

  1. 自分の考えを簡潔に話して説明すること

  2. 周囲に助けを求められない、頼れないこと

という風に整理できました。

やはり言語化してみると、「実際の自分の弱みや課題が何か」「その背景にはどのようなものがあるのか」ということを洞察することができるように思います。

「弱点をどうやって解決するか」という具体的な施策をまだ思いついていないのですが、ここは次回以降言語化していきたいと思います。







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