【対談01】イタリアでビビビッと「そうだ ニューヨーク、行こう。」
丸安毛糸では、コロナ禍以降3年ぶりに海外出張を再開しました。2月のイタリア展示会に続き、3月にはニューヨーク出張へ!今回、ニューヨークへ渡った八嶋さんと片野さんに、「なぜイタリア出張の直後にニューヨークへ行くことになったのか」についてや、実際に行って感じたこと。ニューヨークのデザイナーから見た日本・丸安毛糸の評価などインタビューしました。
八嶋 祐輔(やしま ゆうすけ)
営業部 マネージャー/2013年入社
自称「丸安毛糸 語学採用第一号」!入社6年後、一念発起してカレー屋を開店。しかし1年保たず、惜しむ声がありながら閉店。2021年に丸安毛糸へ復職し、営業として日本・海外へ商材を紹介する最前線に携わる。片野 恵土(かたの けいと)
素材部 企画部門/2017年入社
自分で糸を紡いで作品を制作した経験から、糸づくりの楽しさと奥深さを知り、丸安毛糸に入社。糸の無限大の可能性や、組み合わせで変わる表情に驚き、企画と営業の業務に就く。
岡崎:
今回はニューヨーク出張の真面目な話題から珍道中まで(笑)、2人にインタビューしたいと思います。そもそも、なぜニューヨークへ行くことになったのか、その経緯をあらためて紹介してくれる?
片野:
今年1月、イタリアで開催される世界最大規模の糸の見本市「Pitti Filati(ピッティ・フィラーティ)」に、コロナ禍以降初となる3年ぶりに丸安毛糸は出展しました。
▼ イタリア展示会の対談は、こちらからお読みいただけます
片野:
過去の展示会で知り合ったり、取引するようになったニューヨークの方たちが、今回イタリアにあまり来てなくて…。ここで会えたら色々とお話ししたいことがあったので、残念だなぁ…と思ってたのですが。
いま会えないなら、こっちから会いに行けばいいんだ!「そうだニューヨーク、行こう。」と思って。イタリア出展の会場で上司に打診して、このニューヨーク出張を決めました。
岡崎:
チャレンジャーだなぁ(笑)
片野:
イタリア出展から今回の出張までの準備期間は約1ヶ月。チケットと宿の手配から、ニューヨークのお客様とのアポイントを調整。今回の出張は、営業担当の八嶋さんと一緒に行くことになりました。
八嶋:
私は以前から、社内で「アメリカ行きたい」「ニューヨークで何か展示会やりたい」って話してたので、今回行けたのかもしれない(しみじみ)
岡崎:
ニューヨーク行ったことあるの?
八嶋:
あります、あります!
いとこがニューヨークで暮らしてた時期があって、1週間くらい滞在させてもらったんです。
岡崎:
今回はどんなお客様に訪問したの?
片野:
4泊6日の出張で、合計6社のお客様に訪問しました。もともと取引のあるお客様が5社。そして、ホームページで問い合わせをいただいたことのある新規のお客様に「ニューヨークへ行くので、プレゼンさせてもらえませんか」って打診してアポイントを取りました。
八嶋:
このスーツケース2個に、詰め込めるだけの資料をパンパンに入れていきました。これが意外と重い!
岡崎:
えっ!これ持って、ニューヨークの地下鉄乗ったの!?
八嶋:
地下鉄も乗りましたが、移動はほとんどUberのタクシーです。
片野:
出発前に社長から、「Uberのタクシーは安くて安心だよ」って教えてもらっていて、本当に便利でした!
八嶋:
エレベーターがない訪問先があることを覚悟してたけど、古いビルでも意外とエレベーターがありましたね。重い荷物を運ぶために、私も行ったようなものですが(苦笑)
片野:
高層ビルが多くてびっくりしました。そして、歴史を感じる様な古いビルが多いのもニューヨークという場所なんですね。
岡崎:
お客様の会社の雰囲気はどうだった?
片野:
日本で名の知れている企業でも、意外とコンパクトなオフィスだったり。私は海外のお客様とやりとりする立場ですので、その雰囲気を味わうことが出来て、ものすごく良かったです。
あと、訪問先の皆さんは本当にフレンドリーに迎えてくださって。それもうれしかったですね。
岡崎:
ムードメーカーのヤッシー(八嶋のあだ名)はどうだった?
八嶋:
八嶋ギャグをちょいちょい挟みつつ。ニューヨークでも通用するかチャレンジしてました(笑)
岡崎:
笑ってもらえた?
八嶋:
緊張してたからか、どんなギャグを言ったか覚えてないんですけど(苦笑)
片野:
お客様、笑顔になってましたよ~!
(つづきます)