ジャイナ教にふれて。

今は神戸の三宮。(03/09/2018)
街の中をただ、ひたすらに、
歩いた。

偉人街や坂。
そして坂。
坂だらけ。

そして炎天下。

これは街全体が観光客をコ◇しに来てますね。
他にも商店街や、中華街、神戸港などを見に歩きましたが

そんな中で興味を持ったジャイナ教寺院。
お祈りの風景について今回は書きます。

ジャイナ教に関してはこちらを参照https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%8A%E6%95%99(出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

ジャイナ教

全体が白い石で出来ており、
すごく神秘的ですが、
なんだか脆く儚く思ってしまいます。

建物に入ると2階でお祈りがやっていました。
室内は撮影禁止。
以下、お祈りの様子。


《お祈り》

2階は15畳ほどのスペース。
奥に祭壇があり、それを囲むようなにロの字形の通路と祭壇手前のお祈りするためのスペース。
祭壇の中には可愛らしい顔立ちの像が一つ。
像や祭壇内は細やかで派手な装飾がされており、シンプルで無機質な室内とは明らかに区別がされている。

部屋には女性が1人。20代後半から30代前半。

少し遅れてお爺さんが1人。 かなりの高齢70代かそれ以上。
そしてなんだか不思議な雰囲気を醸し出しており、少し怖い。

女性は祭壇の正面に座り、目の前には木の板が2枚並んでいる。
板の上にはお米がばらまいてあり、それを指で分けるようにして

右の板に
上から二重の半円、丸を3つ。
卍を1つ、その下に卍を5×5 作成。
左の板には7×5の卍を作成。

画像1


こんな感じ。

マ  ジ  卍


描きたかっただけです。

作成後、半円の部分に青リンゴ、少し大きめ卍のとこに謎の石、
左右の卍群にお金?(日本円?)を不規則にならべ、
手のひらサイズのハンドブック型経典を取り出しお祈り開始。


ちなみにマジ卍は「extremely something」って意味らしい。
英語のほうがわかりやすい日本語って、、、
仏教の卍は吉祥。縁起がいい印みたいです。まぁインド起源のものなんでジャイナ教で使っててもおかしくないですよね。書き過ぎですけど。

最初はつぶやくように教典を読み上げ(以下 つぶ典)、土下座で頭を床につける。
これを数回。

次は立ち上がり、つぶ典しながら
前に2歩、後ろに2歩進んだ後に座りこみ、土下座で頭を床につける。
これを数セット繰り返す。

あくびをする。(1回目)

20分ほどこれを繰り返し、
終わると今度はあぐらをかいて両手をOKのジェスチャーにし、
膝だか太ももだかにの上に置きつぶ典を開始。

ここであくびをする。(2回目)

からのさらにあくび。(3回目)

俺もつられてあくび。(1回目)

座り込んでからは瞼を閉じながらお祈りをしていた。が、
あれは集中していたのか。
ただ、瞼が重かったのか。

ふとこちらを見た女性。目があったので微笑む。
たぶん「これみてて面白い?」って思ったのかと。

はい。
興味深いし、眠いっす。

そしてついに口が止まり頭がふらつき始める。。。

彼女の限界が近いッ!!

祈りとは眠気との戦いであるッ!!

そこに負けられない戦いがあるッ!!

口が止まりながら、
あくびをしながら、(数十回目)
俺もあくびしながら(数回目)

トータル30分ぐらいでつぶ典を終え、
お米は謎の石がはいった入れ物に戻し、
板は部屋の隅へ。

お金は絢爛豪華な賽銭箱に寄付。
りんごはバスケットに入れ、
お祈りは終わった。

彼女は眠気に勝ったのだ。

その後、彼女は何事もなかったように帰って行った。
私も意識があるうちに建物を出て
神戸の炎天下で目を覚ます。

その後。
偉人街にある、スターバックスへ。

いとをかし。

「まいて雁などの連ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。」

「真新しい建物が立ち並ぶ中、明治の古めかしい建物があるとかマジ卍。」

私なんかにサポートする意味があるのかは不明ですが、 してくれたらあなたの脳内で土下座します。 焼きじゃない方の。