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【奈良県】高松塚古墳・キトラ古墳壁画を見に行ってみた【明日香村】

奈良が結構好き。よしきちです。
前回の奈良はこちら

奈良の顔

またしても奈良にきましたのは、高松塚古墳・キトラ古墳の壁画公開が当たったからです!
キトラは期間中一か月単位で公開している為、比較的予約が取りやすいのですが。

高松塚古墳の公開は年に数回、しかも少人数制で一週間だけの狭き門。
私は外れましたがあ同居人氏が当ててくれました。やったね!

そんなわけでキトラ・高松塚古墳の壁画一般公開を見に行ってきましたの巻。

お付き合い頂ける方は続きからどうぞ。

明日香村の前に寄り道・橿原神宮


明日香村に向け、近鉄奈良駅から電車で移動していく途中。
橿原神宮があります。

折角なのでお参りしに行きましょう。

鳥居を潜る

10月も半ばを過ぎましたが暑いです。
確か同じ時期のこちらの記事の時も暑かった。
もう10月は残暑で良いと思う。

参道

日陰の参道を歩きます。写っているのは同居人氏。


見えてきた

さあ見えてきました。


お参り

日本最古の正史ともされる『日本書紀』において、橿原は日本建国の地と記されたとのこと。
厳かな気持ちでお参りしましょう。


帰り道

帰り道。平日の朝は人が少なくて気持ちの良い参拝になりました。

橿原神宮の情報はこちら

橿原神宮
〒634-8550 奈良県橿原市久米町934(GoogleMap
開門:午前6時 / 閉門:午後5時
「橿原神宮前駅」中央口から徒歩約10分

THE KASHIHARAで秋の奈良を満喫


橿原神宮の後は橿原神宮前駅近くのTHE KASHIHARAへ移動。

お昼ご飯

奈良の野菜をたっぷり使った昼ご飯で腹ごしらえ。
季節のランチメニュー≪Aコース≫ ¥3,500

レストラン・バー |【公式】THE KASHIHARA(ザ 橿原)(ダイワロイヤルホテル) (daiwaresort.jp)


奈良野菜の菜園風カボチャのガトー仕立て

奈良で出来た野菜がたっぷり使われたこちら。
中心のカボチャがクリーミー。周りの野菜の彩りも楽しく美味です。


茄子のポタージュスープ生姜の香り

こちら茄子のポタージュスープ。
生姜がしっかり効いててパンチの効いた味。
茄子ってスープにしても美味しいのかと驚き。



真鯛のポワレ シラスのカリカリ焼きビーツのソース

メインの真鯛のポワレ。ビーツのソースが甘酸っぱく、真鯛ととても合う。
ここにも野菜がしっかり。野菜……うまい……。


サツマイモのスープにリンゴのソルベ

デザートはサツマイモの冷製スープにリンゴのソルベ。
サツマイモのスープがとても好みの味。
リンゴのソルベも甘さの中に酸味がほのかにしてとても美味しゅうございました。

あと写真に写ってませんがパンも出てきます。

THE KASHIHARA
〒634-0063 奈良県橿原市久米町652番地の2
TEL : 0744-28-6636(代表)(受付時間 9:00~19:00)


キトラ古墳壁画の一般公開へ


キトラ古墳の壁画は事前申込制での公開。

キトラ古墳壁画体験館 四神の館 キトラ古墳壁画保存管理施設 (nabunken.go.jp)

壺阪山駅

キトラ古墳最寄りの駅は壺阪山駅
結構レトロな雰囲気の駅です。

周辺地図

周辺地図はこんな感じ。古墳や遺跡が多い。こんなにあるのか。

村の中を歩くと看板が

こっちでいいの??と言いながら、途中で表われる看板に安堵しつつ。
のどかな道を歩きます。
畑に囲まれてて地元に帰った感が強い。


めっちゃのどか

坂もあるぞ。歩きやすい靴で来よう。

四神の館(出口)

着きました。入口にしか見えないこちらですが出口です。
入口は反対側を向いて、階段を降りたところでした。


受付

予約者の当日受付。ワクワクが止まりません。


貰える資料

こちらの資料と入室賞を貰って時間まで待機。
折角なので展示を見て回ります。


古墳内部の再現

キトラ古墳の内部は結構な小ささで、棺を置いたら殆ど隙間が無い感じです。


断面図

断面図まであった。石室は墳丘の中心にちょこんとありますね。


説明しよう

今から見られる壁画の説明を読みます。楽しい。

青龍

結構見えづらいことになってるぞ青龍。殆ど解らないぞ青龍。


玄武

玄武は綺麗に残っています。蛇と亀。


朱雀

朱雀も結構綺麗に見えますね。

白虎

白虎は線が入っていますが元の姿がほぼ解ります。


さて、時間になると集合して特別展示室に10分間入れて貰えます。

公開される壁画は勿論撮影禁止ですので写真はありません。
こればっかりはご自身の目でお確かめくださいとしか言えないのです。

感想としては「これが!あの!壁画!」とめちゃめちゃ興奮しました。

でも全部を一気に見られるわけではなく。
今回は天井「天文図」の公開でした。

ちゃんと説明を読んでなかった。

キトラ古墳

去る前にキトラ古墳の外観を見に行きました。

キトラ古墳の解説

地元の人は発見の前からこの辺りを「キトラ」と呼んでいたとのこと。
伝承はあったのだなあ。

キトラ古墳の詳しい説明はこちら。

キトラ古墳壁画保存管理施設
奈良県高市郡明日香村大字阿部山67
キトラ古墳壁画体験館 四神の館1階


いざ高松塚古墳!レアな公開を見に行こう


キトラ古墳を満喫しましたら次に参ります。
寄り道しつつ歩いて20分弱でした、高松塚古墳に向かいます。

『国宝高松塚古墳壁画修理作業室の公開』事務局 公式ホームページ (takamatsuzuka-kofun.com)

徒歩

結構な山道を歩きましたが、本当は大きい道もあります。

古墳が途中に

歩いている途中にスナック感覚で出てくる古墳。

高松塚古墳

まずは高松塚古墳の外観を見に行きました。
おお……ここがあの!って感じになりますね。

高松塚古墳説明

高松塚古墳の説明はこんな感じ。1300年前の古墳。浪漫が凄い。


受付はこちら

さて受付は国営飛鳥歴史公園館で行われます。


貰える資料

手続きをして資料を貰い、時間まで待機。
こちらの公園はあまり見るものがないので詳しく知りたい場合は
高松塚古墳壁画館へ。300円なり。

受付と流れ

受付にはこんな看板が。
時間がきましたら集合してまずはVTRを10分ほど見ます。
今回人数は5人でした。なんという狭き門。私が外れるわけだ。


こちらの壁画公開は、修復作業の様子を見せて貰う、と言う感じの造りでした。
もちろん写真は撮れません。残念。

しかし「教科書で見たことあるやつ」を間近で生で見られるのは
凄く楽しい。

今回見られることができた壁画はこちら。

今回見た壁画①

高松塚古墳と言えばこれ、な西壁女子群像を見られたのは嬉しかった!色が綺麗に残っているのは、赤の下に黒を塗っているからだそう。

東壁女子群像も合わせて見られて興奮が凄い。

そして思っていたより小さい。

今回見た壁画②

北壁の玄武。絵は岩に漆喰を塗った上から描いてあるとのこと。
こちらも想像より小さくて「へえ~~」と言う感じでした。
見られて嬉しい。

今回見た壁画③

天井の星宿図。金箔が結構綺麗に残っていて、星座が読めました。


こちらの4枚をガラス越しに10分間。
夢中で見ていたらあっという間の体験でした。

飛鳥管理センター
〒634-0144
奈良県高市郡明日香村大字平田538
飛鳥駅から徒歩15分


鬼の雪隠・俎板と飛鳥駅

高松塚古墳の興奮冷めやらぬまま、近辺を見物しながら帰ります。
何故ならもう夕方だからです。

鬼の雪隠

鬼の雪隠と言われるこちら。
明らかに人的な加工がされた跡がある。

鬼の雪隠とは

この周辺に住む鬼が使っていた伝説がありますが、実際は古墳の一部とのこと。


鬼の俎板

こちらは俎板。さっきの雪隠のすぐ近くにあります。

鬼の俎板とは

鬼が旅人を捕らえて料理していた……って由来が怖い。けどこちらも古墳の石室の一部だったとのこと。
しかし由来が怖い。

飛鳥駅

戻ってきました飛鳥駅。綺麗な駅です。トイレも綺麗。

飛鳥駅コインロッカー

コインロッカーもありました。300円~。

そんなわけで古墳壁画を見に行く小旅行はここまで。

今度は飛鳥駅スタートで、レンタサイクルを借りて明日香村を回ってみたいなあと思うのでした。


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