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12年前の曲「メルト」を改めて聞いたら、いろいろと落ちた話

2010年近辺に発表されたボカロ曲を聞くと、(いろいろな理由により)涙がドバドバ出てくる、ジョーズ3世です。

ちなみに一番好きな曲は「弱虫モンブラン」。

(DECO27さんマジ好きです)

昨今のボカロチャートは10年前とは打って変わって、EDMに浸食されたUSAの影響をモロに受けてる。「弱虫モンブラン」とか「モザイクロール」が2019年にリリースされても、多分流行らんでしょ。

しかもwowaka氏が死んだことで、ボカロの隆盛を支えた偉大なるアーティストがいなくなった。個人的に言わせてもらえば、wowaka以降のボカロPは多かれ少なかれ彼の影響を受けているので、wowakaの喪失は時代の終わりと同じだと思っている。「裏表ラバーズ」とか当時死ぬほど聞いてました。

そう、wowakaが死んだのだ(わりと前だけど)。

そのニュースが耳に入った日、しばらく飯が喉を通らなかった。全然聞いてなかったボカロを、また狂ったように聞き始めた。死んでからやっと思い出すなんて薄情だと自分でも思ったけど、まあこればかりはしょうがなかった。wowaka不在のヒトリエがやってた追悼ライブの映像がYoutubeに上がってて、これも涙なしに見られなかった。

(また聞いたけどマジで良いライブ)

ともあれ、話がそれ過ぎたので戻そう。wowakaが死んでから懐古厨になり果てたジョーズは、毎日毎日ボカロを聞いていた。そしてその中の1つに「メルト」があったわけだ。

「メルト」、聞いたことあります?

10年以上前、ニコニコ動画にどっぷりだった人達(つまりリアルダメ人間の皆さま)は知っているでしょうが、そうじゃない人が大半だと思うので、一応貼っておきますね。

サビの「メールトッ」の中毒性が異様に高く、ジョーズも電子ドラッグとして結構ハマってた。相合傘の歌。歌詞の言葉はいたってわかりやすいんだけど、わかりやすいからこそ心にシーンが浮かびやすい。メロディも綺麗でとても良い曲。

で、僕はこの曲を何となしに聞いていた。普段音楽はマジでBack Ground Musicなので、そんなに注意して聞かない。だからこそ、10年以上気づかなかったと思うんだけど。

恋に落ちる音、マジでしてる

上に貼った動画だと2分10秒あたりから再生するとわかる、2番のサビに入る直前だ。

恋に落ちる音がした

が聞こえてきた段階で、バッチリわかる、雫の音。これ、10年くらい前はめちゃくちゃ聞いてた曲なのに、大人になって初めて気づいたんですよ。普通はみんな最初に聞いた時に気づくのかな?

この雫の音を知覚した瞬間、自分がどれくらい散漫に音楽聞いてるかってことにまず気づき、次に歌詞とうまくリンクしてるなあと舌を巻き、最後に、

最期に、亡くなったwowaka氏のことを思ってまたちょっと、涙が出てきた。

湿っぽくなっちゃったけど、それだけです。みんな、音楽は集中して聞こう。あと、好きなアーティストのライブはめんどくさがらず絶対行こう。





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