ジュライ

デグー飼い(みつ♀4歳、まめ♂2歳、千代丸♂1歳)。こむぎ(♀)は3歳10ヶ月で虹の橋…

ジュライ

デグー飼い(みつ♀4歳、まめ♂2歳、千代丸♂1歳)。こむぎ(♀)は3歳10ヶ月で虹の橋へ。 備忘録も兼ねていろいろ書き残しておきます。

最近の記事

新しいデグーをお迎えしました

4匹目のデグー 計4匹目として我が家にやってきたデグー。 名前は千代丸です(オランダ出身なのに)。 オスで、毛色はオレンジです。 こむぎが亡くなって1週間と経たずにお迎えしましたが、こむの代わりとして連れてきたとか、こむを軽んじているというわけではもちろんなく(毛色が近いのもたまたま)、千代丸はもともと気にかけていた子なのです。 よく行くホームセンターのペット用品売り場に、小さなペットショップが併設されており、その片隅で2023年の秋ごろから売られていたのが千代丸。 20

    • デグーのこむぎ、永眠しました

      2024年2月5日、こむぎが3歳10ヶ月と17日で息を引き取りました。 闘病生活は約4ヶ月。 脳神経と肺になんらかの重大な疾患を抱え、また、固形物が一切食べられないという症状もありましたが、最後まで正確な原因や病名は不明のまま。 エキゾチック専門である主治医も見たことがないケースだと言っていましたので、おそらく現在のデグー医療の限界なのでしょう。 もっと研究が進めば、ひょっとすると10年後くらいには解明されているかもしれません。 1月の頭からはドロドロにふやかしたペレット

      • デグーをペット保険に入れるか否か

        我が家の保険事情 うちのデグーは3匹とも、SBIプリズム少額短期保険の「うさぎ等小動物プラン」に加入している。 ◆加入要件 デグーの新規加入は5歳まで。更新は終身可能。 ◆保険料 ベーシックなコースだと、1匹につき年額約30,000円。 うちは×3匹なので、1年あたりトータル90,000円。 ◆支払われる額 通院・入院の場合は一日あたり限度額5,000円(年に20回まで)。 ただし免責やら何やらで実際には4,000円までしか出なかったりもする。 手術は1回30,000円

        • 闘病デグー、歯を削る

          歯を削るに至るまでの経緯 こむぎのかかりつけ医をエキゾチックアニマル専門の病院に変えてから、現在までで4回の通院をした。 家からは車で30分ほどの距離。 ◆現在のこむぎの状況 ①レントゲンで肺はまだ真っ白に写る。 ポツポツとしたものが全体にうっすら見えるので、小さいのが沢山できるタイプの腫瘍か、もしくはアスペルギルスなどの真菌の可能性もあるとのこと。 現在は抗生剤2種+ステロイド+抗真菌薬と、胃腸の働きをよくする薬を服用。 ちなみにもしも腫瘍なら手の打ちようがないらしい。

        新しいデグーをお迎えしました

          デグーのペレットのふやかし方

          固形物が食べられなくなったら 目下闘病中のこむぎが、チモシーも固形ペレットもほとんど食べられなくなってしばらく経つ。 そんなこむぎの現在の主食は、ペースト状にふやかしたペレット。 最初のうちは液体状に溶かしてシリンジで飲ませていたけれど、ペースト状にしてお皿に置いておくほうが本人も飼い主もノンストレスで楽だし、飼い主が不在のときや就寝中も自由に食べられる。 なにより、やっぱりできる限り、自力で&自分の意思で食べることが大事だと思うので。 【材料】(作りやすい分量) ・

          デグーのペレットのふやかし方

          デグーのこむぎ、酸素ハウスをレンタルする

          酸素ハウスレンタルまでの経緯 「肺炎疑い」により服薬で闘病を続けている「こむぎ」。 ある日の夜、様子を確認すると、明らかに様子がおかしかった。 いつもの前庭疾患の発作とも違い、大きな歯軋りをしながら、目を半ば閉じた苦しげな顔で口から大量のよだれを溢れさせ、よろよろと動き回っている。 見たことのないパターンだったので驚き、このまま死んでしまうのかと焦った。 夜間往診での診察の結果、再び鬱滞を起こしているとのことで、点滴75mlと注射2本、それから酸素マスクの処置。 大量のよ

          デグーのこむぎ、酸素ハウスをレンタルする

          デグーの肺炎・内耳炎・脳の異常

          再びの体調悪化 一旦はやや快方に向かいつつある様子だったデグーの「こむぎ」が、しばらく前から再び体調が下降しはじめた。 ・自力では水を一切飲まない ・呼吸が荒く、息をするたびに体全体が揺れる ・前庭疾患らしきものが悪化。1日に1〜2回ほど、発作のように倒れ込んで目を閉じ、苦しそうにする(1回あたり10秒程度) ・食欲はあまりないものの、まったく食べないというほどではなく、その時の気分で好きなものを少しずつ食べてはいる ……という状態になってから2回通院し、1回目の

          デグーの肺炎・内耳炎・脳の異常

          デグーのメス2匹を同じケージで飼うことについて

          血の繋がりがないデグー同士を同じケージで多頭飼育する件については、 一般的に 「オス同士は同じケージに入れると縄張り争いでケンカしやすい。多頭飼育するならメス同士のほうがハードルは低い」 といわれていて、確かにそういう面が強い生き物なのだろうとは思うけれど、もちろん例外はあるよということで……。 〜M家むかし話〜 むかしむかし、M家では「みつ」という名前のメスのデグーが飼われていました。 みつは飼い主であるニンゲンたちに甘えるのが大好きですが、ニンゲンたちは2人揃って出か

          デグーのメス2匹を同じケージで飼うことについて

          エキゾチックアニマルのセカンドオピニオンの重要性 ④快方へ

          ④快方へ うちから車で約40分ほどの距離のP病院には小動物に詳しいというS先生がいて、このS先生の見立ても、U先生とまったく同じだった。 1回の治療では取りきれなかったらしく、胃の中のガスも脱水症状もまだいくらか残ってるとのことで、U先生と同じ注射&点滴をしてくれて、内服薬(シロップ)をもらって帰宅。 こむは体重とともに体力も相当落ちたはずなので、即元気ハツラツというわけにはいかなかったものの、それでもU先生を呼ぶ前と比べたら、一日のうちにかなり顔つきがしっかりしてきた

          エキゾチックアニマルのセカンドオピニオンの重要性 ④快方へ

          エキゾチックアニマルのセカンドオピニオンの重要性 ③デグーをきちんと診察できる獣医

          ③デグーをきちんと診察できる獣医 お一人ですべて対応されているU先生の電話は繋がりにくかったものの、何度か掛け直し(というか後から冷静になって見返すと、鬼電と言われかねないペースで掛けてしまっていた)、20時過ぎに無事に電話が繋がった。 前の患者さんの処置が終わったばかりだということだったけれど、すぐにこちらに向かってくださるとのことで、21時20分頃にU先生が我が家に到着。 U先生はこむの背中に触れるなり、 「かなり脱水症状を起こしてますね」 とおっしゃった(皮膚の弾力

          エキゾチックアニマルのセカンドオピニオンの重要性 ③デグーをきちんと診察できる獣医

          エキゾチックアニマルのセカンドオピニオンの重要性 ②食欲の急激な減退

          ②食欲の急激な減退 A先生に処方された薬を与え始めてから、首が傾いたりする頻度は減ったように思う。 けれど、それからちょうど1週間ほど経ったある日、新たな異変が起きた。 チモシーを食べないどころか、毎朝数粒あげているペレットも、この日は午後になってもまったく手をつけようとせず、じーっとしている。部屋んぽさせようとしても出てこない。 ケージ内で時々場所を移動するものの、移動してはまたじーっとする……の繰り返し。 病院に連れていくべきかとも考えたけれど、好物の乾燥野菜を差し

          エキゾチックアニマルのセカンドオピニオンの重要性 ②食欲の急激な減退

          エキゾチックアニマルのセカンドオピニオンの重要性 ①異変

          デグーの「こむぎ」(3歳♀)の身に起こった、斜頸とそれにまつわる諸々の体調不良について、備忘録として記録しておく。 具体的な症状や対処法というよりは、今回私が学んだ主に2点、 「近所の動物病院のサイトに、自分が飼っているエキゾチックアニマルが【診察可能】と書かれていても、それだけで信用してはいけない」 「セカンドオピニオンは超絶大事」 ということについて重点的に書きたい。 我が家には全部で3匹デグーがいて、こむぎ(以下「こむ」)だけサンドで、あとの2匹はアグーチ。 アグ

          エキゾチックアニマルのセカンドオピニオンの重要性 ①異変