見出し画像

闘病デグー、歯を削る


歯を削るに至るまでの経緯


こむぎのかかりつけ医をエキゾチックアニマル専門の病院に変えてから、現在までで4回の通院をした。
家からは車で30分ほどの距離。

◆現在のこむぎの状況
①レントゲンで肺はまだ真っ白に写る。
ポツポツとしたものが全体にうっすら見えるので、小さいのが沢山できるタイプの腫瘍か、もしくはアスペルギルスなどの真菌の可能性もあるとのこと。
現在は抗生剤2種+ステロイド+抗真菌薬と、胃腸の働きをよくする薬を服用。
ちなみにもしも腫瘍なら手の打ちようがないらしい。
酸素ハウスはなくてもそれほど変わらなさそうだったので、先日ひとまず返却。

②チモシー・固形物・水の摂取はゼロ。
原因はおそらく脳か神経っぽい。
ふやかしペレットのみで命を繋いでいる状態で、体重は140台をウロウロしている。

③前庭疾患の症状は波があるものの、現在は悪化
身体がかなり傾いていて、歩くのも困難な状態。
以前はケージは2階建てにしていたけれど、万一落ちたりすると危ないので、1階には行けないレイアウトに変更した。

起き上がれず、這うように移動する
それでも目はわりとしっかりしてる



そして④硬いものを一切口にしていないので、歯が伸びてくる
こりゃダメだということで、歯を削ることに。

病院で歯を削る(麻酔あり・なし両方)


歯を削ってもらったのは、今のところ2回。


◆1回目(奥歯も削る必要があったので麻酔あり)

歯を切る前の状況。写真をもらい忘れた


全身麻酔だし、健康体ではないから、そのぶんリスクも高くなっている。
それでも歯が悪化すれば体調も確実に悪化するから、やってもらうしかないと決断。

待合室で待っていると20分ほどで無事に終了し、目が覚めた状態で対面。
麻酔から覚めた直後はどうしても体温が下がるとのことで、実際に身体が冷えていたけれど、これも30分ほどでしっかり戻った。

前歯はわりとチェックしやすいけど、奥歯は素人には確認が難しいので、やっぱり獣医さんにしっかり診てもらったほうがいいです。

◆2回目(麻酔なし)


こちらは1回目の約2週間後で、このときは前歯だけでよかったので麻酔なし。
私たち飼い主の目の前でやってくれて、小さな電動ヤスリみたいなやつを使い、1〜2分ほどでサクッと終了。

切る前は、ふやかしペレットや薬もとても飲み込みづらそうに口をモチャモチャ動かして嚥下していたけれど、切ってからはそれはなくなった。

短時間とはいえ口の中をいじられるのは本人はストレスだろうけど、麻酔を使うよりは身体への負担は少ないだろうから、固形物を食べられない限りは今後も2週間ごとくらいに削らないとダメかも。

歯を削るのにかかる費用


1回目(麻酔あり)は、11,770円。
内訳:
・再診料 1,500円
・内服薬 1,300円
・全身麻酔 3,900円
・切歯臼歯歯切り処置 3,000円
・皮下点滴 1,000円

2回目(麻酔なし)は、5,280円。
内訳:
・再診料 1,500円
・内服薬 1,300円
・切歯歯切り処置 2,000円

病院によって違うと思うけど、うちのかかりつけ医ではこんな感じです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?