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胸をえぐられる現場

 探偵として色々な現場に携わってきた中で、胸をえぐられることが時々あります。そのほとんどが子供が関わっている事案。大人の身勝手な行動で子供の人生も変えてしまう。そんなことが少しでもなくなればいいなと、本気で思う今日この頃です。


 探偵に依頼の多い浮気調査。そのご相談内容は様々です。妻がいきなり家を出ていった。夫が帰ってこなくなった。そんなことも多々あります。そしてその問題に付随するのが子供の親権問題。探偵として、子の引き渡し現場や親権を争う夫婦を何回も見てきましたが、子供が苦しむ姿は何度見ても慣れません。


 裁判の結果、子供の親権は浮気をしていた母親のものとなった事案がありました。日本では基本的に母親に親権が渡ることが多く、浮気をしていた加害者だからと言って例外ではありません。当事務所では少しでも親権が有利に働くように、浮気の証拠を収集したり、子供の意見を裁判所が推認しやすくなる証拠を収集します。


 15歳未満の子供場合、子供の意見だけで親権を決定することはできません。経済状況や過去の判例から判断されることが多いです。しかし、子供が望む結果に寄るのが理想的な解決手段。それを無視した判決には甚だ疑問があります。


 子供の引き渡し現場、子供が嫌がっているのに一緒にいたい親の元を離れさせられる。そんなのは認めてはならない行為です。


 弁護士と同席し引き渡しを行い、子供の意向を尊重して何度も話し合いをした事案もあります。その際、浮気をしたにもかかわらず親権を求める加害者が号泣することも。子供は大人が思う以上に両親のことをよく見ています。子供からすれば、今の環境を作ったのは加害者であるあなた。泣かれても一緒に歩んでいきたいと思えないのは、当然のことではないでしょうか。


 子供にとって母親は必要な存在。それは確かにそうです。しかし、世の中には片親でも人一倍幸せな子供もいますし、環境次第でどうにでもなります。ふとした一時的な感情で犯してしまった浮気。それが子供の人生を大きく左右することを加害者は知らなすぎます。


 子供がいるから浮気されるのを我慢する、これも一つの答えです。問題をしっかり解決して親権を得る為に動く、これも一つの答えです。子供の為に再構築を選択する、これも一つの答えです。要は子供のための解決案であることが、当事務所が思う最善の手です。


 離婚したら親権がなくなる、そう思って何も行動しないのは将来的に子供の為になるのでしょうか。男性でも親権を得た事例は多数あります。子供の将来の為に今何ができるのか、共に考えていければと思います。


 最後までお読みいただきありがとうございました。浮気問題、証拠収集についてご質問のある方は、いつでもお気軽にご相談ください。どんなことでも力にならせていただきます。



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