できなくなって初めて気づく
キャリアカウンセラーのおかちんです。
今日はどんな一日でしたか?
昨日、ぎっくり腰になり治療をしてもらいました。
引き続き今日も治療を受けましたが、まだまだ快復までには時間がかかりそうです。
例えば、立ち上がる、振り返る、寝返りを打つ、くしゃみをする、といった日常の“あたりまえの行動”がままなりません。
一つひとつの動作を慎重に行わないと、雷に打たれたかのような激痛が走ります(笑)
こうなると、無意識に身体を動かせるありがたみがよくわかります。
やっぱりできなくなって初めて気づくんですよね、こういう大事なことは。
キャリアカウンセリングでも同じような場面があります。
それまであたりまえだったことが、何かをきっかけにあたりまえでなくなったとき、悩みとして現れてくるケースです。
できなくなって初めて、そのありがたさを感じるわけです。
こんなとき、カウンセラー自身の「できなくなるという経験」が役立ちます。
もちろん自分と同じ経験として重ねるのではありません。
できなくなったことで感じた辛さや苦しさ、喪失感といった気持ちは、相談者が感じているものに通じる可能性があります。
ただし、完全にイコールではありません。「わかったつもり」に陥らないよう努めなければなりません。
自分の経験と重ね合わせてわかったつもりになることを「同感」、同じような経験を“この人はどう感じているのだろう”と考えながら気持ちを理解することを「共感」と、わたしは使い分けています。
いま感じている辛さも、ただの痛みではなく、ありがたい経験をしているのだと思うようにしています。
それは、いつか「共感」のために役立つと考えているからです。
さて、明日はずっとパソコンの前の予定なのですが、果たして同じ姿勢をキープできるのやら・・・
今夜、少しでも回復してくれることを祈るばかりです。
明日も素敵な一日でありますように。
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