善光寺御開帳もいよいよ終わります
長野の一大イベント『善光寺御開帳』は6/29(水)までです。
混雑を避け、ギリギリまで参拝を我慢していたため、結局このタイミングになってしまいました。
善光寺の御本尊は日本最古の絶対秘仏といわれています。
この御開帳は、御本尊のお身代わりである前立本尊を、数えで7年に一度お披露目するものです。
境内に立てられた回向柱は前立本尊と善の綱で結ばれ、柱に触れることで前立本尊に触れたのと同じご利益があるとされ、7年に一度の貴重な機会となるわけです。
善光寺は無宗派で、男女問わず誰でも受け入れるお寺として有名です。昔は女人禁制が当たり前だったようで、そんな中で女性を受け入れるお寺は非常に珍しく、古くから信仰されてきました。いまでいうSDGsの「目標5:ジェンダー平等を実現しよう」を1400年前から持続してきたんですね。
その歴史を感じさせるものが善光寺の境内脇に残っています。
それはこれまでの御開帳で立てられた回向柱です。
時間とともに朽ちて短くなって行きます。
10本の回向柱がありますので、一番古いものは約70年(数えなので66年前)のものです。
こうしていまも見ることができ、生まれるずっと前から大切にされてきたことが感じられますね。
ちなみにわたしは今回も無事に参拝できたことの御礼をお伝えしてきました。
また7年後に回向柱を見上げられるようがんばって生きていきます。
善光寺さんには見守っていただきたいですね。
明日も素敵な一日でありますように。
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