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久しぶりにリフレクションカードを使ってのふりかえりをしています。

いまは今後のキャリアについて整理しようと取り組んでいるのですが、ふとこのカードたちに心惹かれました。


学校の授業であれば学生、キャリコンであれば相談者、学びのイベントであれば参加者、など常に目の前にいる相手をイメージします。

でも最近は、相手がその先で出会う方のためという視点も大切だと感じています。

例えば、接客マナーについて授業で教えたとします。その学生が身につけたマナーを発揮するのは、おそらくアルバイト先であり、お客様に相対するときでしょう。するとわたしが教えたことは、間接的にお客様のためとなるわけです。

ドラッガーの「顧客とは誰か?」という問いが常に頭をよぎります。この瞬間に話していること、書いていること、伝えていることも、「いったい誰を顧客としするか」によって変化するはずです。

わたしが何かをするときに「これは誰のためなんだろう?」と考えることが多いため、おそらくこのカードに惹かれたのだと思います。



価値観とは、何を大切にしているのかを表したものだと捉えています。譲れないもの、最優先にしたいこと、欠かせないものという言い方もできます。

ですが少し視点を変えると、「何に価値を見出しているか」という言い方もできます。

つまり、わたしが仕事において価値を見出していることと、他人が価値を見出していることは違いがあって当然ですし、その違いを含めて組織の中で共に働くということが必要になってきます。

わたしにとっての価値観は、集約すると「学生のため」となります。どんな些細なことも、「これは学生のためになっているのか」という捉え方をするクセがあります。

一方で自分を犠牲にし、学生第一で考えすぎてしまうこともあるため、注意が必要だとも感じています。

そのバランスのとり方が、周囲の人とは違うということを感じているので、それがカードを引き寄せた要因にあるのかな…と思っています。



「そう!これだよこれ!」

思わずそう叫んでしまいました。大事なのは『意味づけ』なんですよね!

「誰のため」も「価値観」も、わたしがその言葉を『どう意味づけているのか』を表しています。

「そんなの意味がない」というのは、「そこに意味が見い出せない」ということなのだと思います。「無意味」とか「意味あるの?」とか、言い訳のように聞こえてしまいますが、実は「わたしには意味が見い出せません」というヘルプメッセージなんですよね。

キャリアカウンセラーだからか、わたしは『意味』という言葉に反応し過ぎる嫌いがあります。「燃える」と言ってもいいかも(笑)


結局、色んな出来事に対して抱く感情の根っこにあるのは、

「自分がどう意味づけているか」


という見方や捉え方なんでしょうね。


今日のふりかえりで、このことに気づけたのはラッキーだったかも。

ちょっとモヤっとした感情を抱えていたのですが、妙にスッキリしてしまいました。

セルフカウンセリングに『リフレクションカード』はおススメですよ♪



明日も佳き日でありますように



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