#45 妊娠後期、ほぼ寝たきりの日々。
2021年3月13日。
久しぶりに朝からひどく雨が降っている。
そして、久しぶりにnoteを更新。先日、子宮頸管の短さが影響して早産のリスクがあると言われていて、ギリギリ入院は免れたものの、余談を許さず自宅で安静の日々を送っている。それを記事にまとめておこうと思う。
ほぼ寝たきりになった身体の影響
入院したこともないので、寝たきり自体がはじめて。しかも、妊娠後期の今はお腹の重みが2kgくらいあるので、寝返りもひと苦労だ。
そのため、仰向けで寝続けると背中全体がいつも以上にマットレスに沈んで痛くなる。お腹の重みをマットレスに逃せるので、体の右側もしくは左側を下にして寝るのがベストな体勢ではあるが、体全体の重みがのしかかるので長時間キープするのが難しい。どの体勢でいるにしても定期的に変えないといけないから、気持ち的に落ち着かない。
そしてもうひとつ、眠くなる。
眠いわけじゃないのに、横になると眠くなるのは何でだろう?はじめのうちは集中しているのに、途中からまぶたが重くなる。どんなに覚醒していても自然とそうなるから不思議だ。
自分のやりたいことと体調を天秤にかけると、やっぱり体調が優先。自分だけの身体じゃないしパートナーもいるし......これまで身体を酷使しても何ともなかったけど、ためらわれるようになった。私なりの成長。
寝たきりはしんどいけど、あと1ヶ月の辛抱だと思えば乗り越えられそうな気もしている。
ほぼ寝たきりの日々でできること
だいたいは、スマホを使って何かをする。といっても、できることは、
・ゲームをする(3時間に1回)
・ネットサーフィン
・SNS(主にtwitter)
・読書
・映画(Netflix)
と限られる。1日は24時間もあるのに、寝たままできることの中に生産的な行動があまりなく、『これでいいのか』とか『時間を浪費してるのではないか』とか焦りしかない。
そもそも、再婚も姙娠・出産も、私にとっては想定外すぎる展開だ。と言うと批判される可能性も高そうだけど、事実だ。
だからこそ、ひとりでも老後までまっとうできるようにと仕事や貯金のこと、それに副業のことも全力で取り組み続けていた。毒親育ちだから、毒親に頼りたくないし関わりたくない......その思いだけが、これまでの私を突き動かしていた。
安静とは、コロナ状況下で不必要な外出をしないようにと注意喚起されているのと同様に、不必要なことを無理にしないことでもある。これまでやってきたこと、これからやりたいことが不必要なんじゃないか?とも解釈できるだけに、気持ちの葛藤が多い。自分ひとりのために使える時間が限られているのに、それすら抑え込まれているんじゃないかと。
何が起こるかわからないのが妊娠
私の場合、8ヶ月目くらいまで順調だったので、このまま特に問題(トラブル)もなく出産まで余裕だろうと思っていた。が、本来は大小関係なく問題はつきもの......らしい。そう考えると、ほぼ寝たきりになったのは辛いけど、問題の程度からするとさほど大きなものではないんじゃないかとも思う。
だって、妊婦さんによっては妊娠初期の時点で大きなトラブルを抱えて苦しんでいるはず。そもそも子供を授かりたいと思っているのに、なかなか叶わずいる場合もある。
どんな状況でも思うのは、予定通りになることはほとんどない。むしろ、予定通りに物事が進んだら奇跡だと思ってもいいのかもしれない。
奇跡というと大げさに聞こえるかもしれないし、人によってはネガティブに捉える人もいるかもしれないけど......それだけありふれた日常が貴重だとも言えるんじゃないかと思う。
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