選挙前から政治動かしちゃったよ
Dear Readers
れいわ新選組の選挙運動を見て、演説前に音楽演奏して「目立った政治活動だな~」と関心しつつ「やっぱ目立たないと始まらないよね」って思ったタイガです。
10/25、今日は有権者の活動で、選挙期間中に政党に公約を追加させた民主主義の見本となる例のお話を紹介します。
始まりはこのニュースでした。
ここ最近ガソリン代の値上げがどんどん進んで大変だよね。という話がニュース何かでも取り上げられていたと思います。
値上げが進んでいる理由としては、石油を産出しているロシアやサウジアラビアなどのOPEC諸国が石油の産出量を減産していて価値が上がっているからなんです。
もう少し細かく書くと
コロナによって世界中で経済活動が停滞しましたので石油を買わなくなっていしまい、「じゃあそんなに売らない方がいいよね」ってことで減産したんです。
でも徐々に世界中で経済活動が再開し始めると「石油が欲しい」という声が強まり、価格が上がっています。
世界中の首脳が今、ロシアなどに石油の増産をお願いしていて、今後石油の増産と同時に石油価格が下がって安定すると予想されるのが現状です。
このガソリン代が高くなっている現状を今のように解説する人は多いと思いますが、これとは別の視点でガソリン代は「政治」で下げられるといったことをSNS上で取り上げ、国民民主党の追加公約にした素晴らしい集団がいます。
それがクルマ減税会です。
・ガソリン代の内訳を解明する
私たちがガソリンスタンドで見る1ℓあたりの値段はガソリン本来の値段にプラスしていくつもの余計なお金がとられています。
ガソリン代=ガソリン本来の値段+ガソリン税(本来の税+特例の税)
これが現在のガソリン代の内実です。ガソリン税は1ℓ=約54円とられています。現在ガソリンが1ℓ=170円前後ですから税金引くとガソリンは116円前後になるということです。
1ℓ:約170円(ガソリン代)=〇(ガソリン本来の値段)+1ℓ:54円(ガソリン税)
〇=約116円
「めっちゃ安くなるじゃん」って話なんですけど、こういう話をしているのはクルマ減税会の皆さんだけです。
ですがこの声を上げ続けたことで国民民主党はガソリン代について追加公約を発表し、この高額なガソリン代に対処すると宣言したのです。
「選挙前から政治動かしちゃったよ」
・国民民主党はガソリン代を下げる
国民民主党が追加公約で発表した内容はこちらです。
さて、ここで気になるのが「トリガー条項」と「特例税率」です。
先に「特例税率」という不思議なものから説明します。先ほどのガソリン代の内訳を見ますと、ガソリン税の後ろの()の中に「特例の税」という言葉があります。
ガソリン代=ガソリン本来の値段+ガソリン税(本来の税+特例の税)
これが「特例税率」です。ガソリンはガソリンそのものに課税(本来の税)されているにも関わらず、さらに道路修復とかに使うという名目で税金を上乗せしてとられているのです。
1ℓ:54円(ガソリン税)=29円(本来の税)+25円(特例の税)
これは酷いことです。ガソリンに二重に税金をかけて自動車の利用者をいじめているわけですから。さらに政府は環境問題を理由にガソリンに税金を課税(炭素税のこと)しようと狙ってもいます。
自動車の利用率が高い地域ではやってられないですよね。
国民民主党は「この特例で持ってかれている税金分を一時的になくそう」と公約に掲げました。これが「トリガー条項」です。
「トリガー条項」はガソリン代が一定期間1ℓ:160円以上の場合、特例税率分を一時的に停止するという内容です。
この「トリガー条項」は元々あったのに、「財源不足」を理由に活用が凍結されてしまった幻の救済措置です。国民民主党はこれを復活してすぐにでもガソリン代を下げると約束しました。
これは非常にいいことですよね。できることなら「ガソリン税を全部、、」と欲張りたいところですが、目標を高くすると達成が難しくなるので、第一歩としては希望が持てる内容だと思います。
まさに民主主義。「有権者の声が政党に影響与えて政治動かしちゃったよ」って話です(笑)
・終わりに
投票日まで時間ありますから皆さんも選挙に行って意思表示して欲しいですね。どんなに小さな声であっても言い続ければ必ずその声を救ってくれる政治家に会える。そして社会を変えていける。
こういう希望あるケースが増えてくれると日本はもっと住みやすい国になりますよね。
Thank you for reading
Hopefully tomorrow will be better than today.
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?