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026.恋と愛のまにまに

(1Aメロ)
自分のこと信用していないから
自分のこと決めるのは苦手なの
恋愛なんて最たるもので
誰かが想ってくれないと
何も始まらないし
何も終わらない

(1Bメロ)
そんなわたしに恋してくれてありがとう
みぎわにて わたしいま身を任せる

(1サビ)
「恋しない」と「恋をする」のまにまに
漂っているうちに流されて
「手をつなぐ」と「キスをする」のまにまに
ただ酔っているうちに
こんなに遠くまできてる


(2Aメロ)
あなたのこと信用しているから
あなたなら間違えないと思うの
恋愛なんて最たるもので
あなたが想ってくれたから
恋は始まったし
恋は終わらない

(2Bメロ)
そんなわたしを愛してくれてありがとう
海の上 わたしただ浮かんでる

(2サビ)
「恋してる」と「愛してる」のまにまに
漂っているうちに流されて
「誓い合う」と「添いとげる」のまにまに
ただ寄っているうちに
ほとんど溺れかけている


(Cメロ)
寄せては返す感情の波
浮き沈みを繰り返し
わたし気づいたの
もう自分のことは
自分で決められるって

(ラスサビ)
「愛してる」と「愛してた」のまにまに
漂っているうちに流されて
「別れない」と「別れたい」のまにまに
ふとめたみたいに
地に足がついている
「ありがとう」と「さようなら」のまにまに
漂っていたわたしはもういない
歩き出す自分の足で
わたしの行きたいほうへ


【self writer notes】
「まにまに」という響きのえもいわれぬキュートさから広げていった作品。

恋と愛の間はどうなっているのか?どう移行するのか?といったことをテーマにしました。

「流されやすい女の子」がぽっと思い浮かんだところから物語はひとり歩きして、一気に書き上げました。
最後こうなるとは、書き始めたときには思いもしませんでしたが・・・・・・。

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