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038.鳴かず飛birds

(1Aメロ)
晴れた春の朝のように
澄んだ素敵な鳴き声で
自由に歌えるはずだった
世界が振り向くはずだった
でも鳴けないんだどうしても
喉の奥すり潰される鈍い声

(1Bメロ)
鳴けない鳥はどうすればいい?
Are the birds just silent?

(1サビ)
鳴かず飛ばずの鳥達は
今日も喉をふるわせる
さえずれれないくちばしうらんで
それでもまだ諦められず
喉の奥で口ずさむ


(2Aメロ)
燃える夏の太陽に
届く立派な翼でもって
自由に飛び立つはずだった
世界に羽ばたくはずだった
でも飛べないんだどうしても
風をとらえられない短い羽根

(2Bメロ)
飛べない鳥はどうすればいい?
Do the birds just walk?

(2サビ)
鳴かず飛ばずの鳥達は
今日も空を見上げてる
こんな羽根折ろうかと悩んで
それでもまだ諦められず
飛び上がっては落下する


(Cメロ)
例え喉が潰れたとしても
一度でも鳴けたなら
例え太陽に焼かれたとしても
一度でも飛べたなら

(ラスサビ)
鳴かず飛ばずの鳥達は
それでもやっぱり鳥達で
鳴いたり飛んだりすることを
いつまでも諦められず
山を越え海を渡り
世界中を飛び回る
そんな夢を見続ける
夢を見続ける限り
鳥であり続ける


【self writer notes】
鳴かず飛birdsとバーズ、つまり鳴かず飛ばずの鳥達の歌です。

ここでいう「鳥達」は才能に恵まれない、あるいはチャンスに恵まれない人達のわかりやすい比喩です。

「ムイミーのぼうけん」から地続きの内容と捉えることもできますね。
飛ぶことを諦めない人が、どうか地面から離陸できますようにというリリック(唐突なダジャレw)。

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