第3話感想。又吉直樹は「寵愛」されていた。
第3話も、スパークスは戦っていた。小説「火花」の中ではスパークスのコンビの活動はある種「陰」の部分にあたるともいえるためあまり鮮明な描写はないが、当たり前に10年間のある芸人の生活を追っているのだから、神とあがめる先輩との時間以外も、このドラマ版ではしっかりと描かれている。
オーディションはけんもほろろに落選する。事務所の忘年会がその年最後の仕事。やけになった相方は酒に酔いハメを外すし、家族からの電話には嘘をつくことしかできない。一人で夜道つぶやきながら歩けば職務質問を受け