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【学習方法】WEBマーケターがゼロからSQLを勉強して、データアナリストにピボットしてる話

こんにちは、テツヤマモトです(@okapo192)。

普段はWEBの会社でマーケティングの仕事しています。

…が、2023年は担当事業の都合で、半分くらいはデータアナリストとして立ち回りがほとんどでした。SQLスキルをゼロから学びつつ、データベース構築、ETL設計、ダッシュボード構築、戦略立案など、手広くデータ関連業務に携わってた感じです。

初心者ながら趣味の延長で勉強頑張りまして、最近では所属企業の中でも「あそこの事業はデータ活用進んでるよね」と、嬉しい声が聞こえてくるようになりました。

このnoteでは、僕がSQLをどのように学んでデータ業務に対応していったか、またデータアナリスト職っぽくなるにあたって感じたメリットを書いていきます。

SQLを学んだ背景

2022年後半のある日、担当事業のデータアナリストが退職することに。諸事情により後任を迎え入れられず、引き継ぎ先が浮いた状態になりました。

彼の担当領域は、WEBサービスのアクセス・売上分析はもちろん、ETL設計からダッシュボード構築まで、SQLやBIツールなどを巻き込んだなかなかテクニカルな領域でした。個人的にこの領域に元々興味があったので、チャンスだと思って丸ごと引き継ぎを受けた形です。

SQLの勉強方法

note内やググった中でも、SQLの勉強方法や学習体験談は多々出てきます。少し特殊ですが、僕も事例も書き残します。

①SQLを学ぶためにエクセルを学ぶ

やや脱線しますが、そもそもSQL勉強する前にエクセル中級者になっておくといいです。感覚的に、SQLはエクセルの応用であり延長線上にあります。エクセルのあの関数をSQLでどうやるんだろう?と考えることが多いです。

四則演算はもちろん、if・countif・sumif・vlookupなどの基本関数、条件付き書式やピボットテーブルなど、基本動作をノールックで扱えるようにしておいた方がいいです。本一冊読んで手を動かすにつきます。

②Googleのデータアナリティクス講座を受ける

SQLの体系化された学習教材として、僕が利用したのはGoogleのデータアナリティクス講座のみです。書籍や動画教材、他のWEBサービスは使いませんでした。こちら天下のGoogleが提供しており、世界で200万人が受講している大人気講座ですね。

別記事でも書いているのですが、この講座はデータアナリストの要素が詰め込まれていて、SQLのセクションも内容充実しています。BigqueryやTablauを触りながらゲーム感覚で学習できて楽しいです。

終了まで数ヶ月はかかるヘビーな講座ですが、2023年に日本語版もリリースされまして日本人にとっても今が学習チャンスです。料金は約7,200円/月でやや高いかもですが、ゼロからデータアナリストになるためには良い自己投資だと思います。

▼講座受講記録の記事です。

③実務が最強のSQL教材

エクセルとGoogleのデータアナリティクス講座で軽くインプットしたら、実務で使いまくってブラッシュアップするのみかなと思います(記事として元も子もないかも汗)。

ぼくは運良くデータ業務が目の前にある状態だったので、BigqueryとBIツールのDOMOで担当事業のデータに対してSQLを動かして試行錯誤を繰り返しました。

超初心者なので、CASE句・Where句どうやって書くんだっけ、データ変換どうやってやるんだっけ、LEFT JOINどうやってやるんだっけ・・・とか毎日ググたり、データ分析フォーラム調べて活路を見出しました。それでなんだかんだ仕事回せているし、周りからも一定評価を得られたのが今です。

SQLできるようになって良かったこと

職位・年収が上がる

どんな仕事・どんなサービスかに寄りますが、データを司ることは事業方針に関わったり、チーム横断的な連携を担うことを意味すると思います。

いちマーケターからSQLを習得することで、データを根拠に、より広い範囲でリーダーシップを発揮できるようになったのは、個人的に良い変化でした。相関してパフォーマンス評価が上がり年収や職位も上昇気流に載せられます。

グローバルに働ける

SQLやデータ分析のスキルは、言語依存しないのでグローバルなスキルの1つです。海外就職、ないし外資系就職を考えているなら、SQLスキルは1つ武器になると思われます。

ぼく自身、Linkedinでデータ分析業務の経験を書いていると、マーケターとしてより、データアナリストとしてスカウトされる機会の方がいいです。マーケターは担当マーケットへの精通度合いやコネクションだったり、意外と言語依存関係がありますからね。

最後に

個人的にも2023年に30歳を迎え、これからどんなキャリアを歩んでいこうかな〜と考えてるとこですが、データ分野と英語が20代で培った武器だろうなとは感じてきています。

引き続きデータアナリスト、マーケティング、英語学習、インバウンド業界などなど、自分の得意な領域に関してアウトプットを継続していきます。

▼SQL取得、データアナリストとして歩むにあたっての記録たちです。

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