データアナリスト目指して統計検定2級に合格した話<100時間くらいかかった>
こんにちは、テツヤマモトです(@okapo192)。普段はWEBの会社でマーケティングやら戦略企画の仕事をしています。
2023年、お仕事がマーケティングや企画からどんどんデータ業務に寄っていく中で、もうちょっとスキルに厚みを持たせたいな〜と勉強していた統計検定2級に年末ギリギリ合格できました。
他の方が書いた合格体験談noteもたくさんあるのですが、ぼく自身たくさん読ませてもらって勉強計画を立てられたので記録残そうと思います。
前提として僕自身のスペック
僕自身は統計から縁が遠くも近くもない…というスタートでした。
30歳男(1993年生まれ)
旧帝大学の経済学部卒、某WEBサービスの大手企業に勤務
仕事はマーケティング系の職種なので、日常的に数字やデータを扱う
"統計学"の授業は大学で受けた気がしなくもないけど記憶にない・・・
数学自体にはそこまで苦手意識はない
統計学3級などの取得はなし
受講のきっかけ
統計検定2級を受講しようと思ったきっかけは、冒頭の通り、データ分析系の業務が増えてくるにあたって、知識の厚みを持たせておきたいなと思ったからです。
あとはビズリーチ等でデータアナリストの求人を眺めていて、募集要項に「統計検定2級」みたいな記載をそこそこ見かけたのもあります。もはや自分はマーケターやら企画職より、データアナリストに近くなってきているので、これは取っておいて損ないかなと思った次第です。
勉強にかかった時間
勉強時間はこまめにとっていまして、全部で108時間費やしてました。2023年の5月頃から緩く勉強スタートしまして、毎月15時間くらい勉強しつつ、12月下旬に試験受けて合格できた感じです。
2-3ヶ月くらいで合格した人も結構いるようなのですが、僕自身は本業が忙しくて土日勉強を緩くやっていたらなかなか時間がかかってしまいました。。定着に時間がかかって意外と苦労した印象です。
勉強に使ったものと費やした時間
①統計WEB: 30時間
統計学習者がみんなお世話になる統計WEB。言わずもがな僕もお世話になりました。
ただ結果論なのですが、個人的には統計WEBよりも後で紹介するUdemyの方が好みではありました。
②Udemy 統計検定2級講座 30時間くらい(2周しました)
統計WEBを一周してみて、いまいち消化が悪い気がしたので教材をUdemyに変更してみてこれが成果でした。
僕はどうも倍速で流しながら見れるUdemyが肌に合っていたようで、統計WEBのテキストよりも結構頭に入ってきた印象です。こちらの講座だと練習問題もたくさん入っていて、手を動かしながら頭に入れていけます、とてもおすすめです。
③公式問題集 2周(40時間くらい)
勉強の流れとしては、統計WEB 1周→Udemy 1周→公式問題集1周→Udemy2周目→公式問題集2周目という感じで進めていきました。
この流れで進めて、公式問題集1周目だと6割取れるかスレスレのところ、公式問題集2周目の段階では7〜8割取れるようになって、テストに向かえました。
ちなみに公式問題集は普通のものと、CBT対応問題集というものがあるんですが、ほぼ内容同じなので2冊買う必要ありませんでした。ミスった。どちらかを買えば十分で、どちらかというと本番さながらに解けるのでCBT版じゃない方がおすすめかなぁ。
④:とけたろうさんのYouTubeの神動画(統計検定2級の全知識)- 2時間ほど
試験前の数日は復習として、とけたろうさんという方の統計検定2級まとめ動画を通勤時間に見ていました(聴いてしました?)。
いやーYouTuberマジですごすぎ、1時間ほどの長尺動画なんですが、この動画一本で統計検定2級の範囲を総復習できるので、5〜10点くらいは取りこぼし防げたと思います。感謝ですね。
おまけ:完全独習シリーズ
統計検定2級の勉強を始める前にこの2冊を読んでいたんですが、この2冊のおかげで統計学の面白さや役立ちそうな手応えを得ることができました。
統計学には興味があるけど、検定を受けるまでは・・・という方は、この2冊が読み物としておすすめです。
受講した感想
最後に統計検定2級を受験した感想を書いておきます・・・
①コツコツより一気に
一つ失敗したな〜というのが、ぼくは週末中心にチビチビと勉強したこともあって、けっこう知識が定着せずにダラダラと時間過ぎてしまいました。
要領良い方であれば、50時間の勉強でも受かる難易度かなと思うので、1ヶ月〜2ヶ月で一気に知識を詰め込む方がいいと思います。
②時間が意外とシビア
公式問題集をのんびり解いていたのもあって、本番のテストは時間がなくて焦りました。
試験ではPC画面に残り画面が常に表示されるので、わからないものはどんどん飛ばしたり、計算をスパスパ解いていく能力を問われるかなと思います。TOEICみたいです。
③頭の中がロジカルになっていく!
統計検定で学んだ知識が日常業務にすぐに役立つかというと、ぼくの場合はそうでもないです。一方で「スポーツカーの100キロ」と「軽自動車の100キロ」みたいな話で、統計の勉強をしている間は、同じ仕事をするにしても、頭の中がロジカルに整理されていく感覚を感じました。
日常生活においても、例えばマッチングアプリをやる中で5人会って好きになれる人が1人もいないとして、6人目を好きになる確率は・・・とか(なんと悲しい例だ)、毎日売上が1000万円あるとして、明日の売上が2000万円になる確率は・・・とか、何かと数学的・統計的に考える癖がついたように思います。
一旦疲れちゃったので、また英語の勉強なりアウトプットに余暇を使おうかなとは思うんですが、時期を見て次は統計検定準一級の勉強にトライしてみたり、次の一歩に進もうかなと思います!
▼この辺もよかったら読んでくださいまし
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