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庭のある町散歩 【岡山 後楽園】

日本三名園のひとつ、その魅力と背景

歴史の香りと自然の美しさが交錯する場所

岡山後楽園は、日本三名園の一つとして有名で、その歴史と魅力は幅広い世代の人たちに愛されています。

岡山城の石垣に沿って流れる旭川。悠久の時を感じさせる

歴史的背景

岡山後楽園の始まりは、江戸時代初期の1687年。岡山藩の2代藩主、池田綱政が藩士や庶民のために作ったこの庭園は、当初から一般の人々にも開放されていました。「民とともに楽しむ」という思いを込めて「後楽園」と名付けられ、その名の通り、みんなで楽しめる場所として親しまれてきました。

後楽園から見られる岡山城

自然の美しさと庭園設計

後楽園は広大な13ヘクタールの敷地に、四季折々の美しい風景が広がっています。広々とした芝生や池、曲がりくねった小川、茶室、そして多種多様な植物が配置されていて、そのどれもが細部までこだわって設計されています。

春には桜やツツジが咲き誇り、夏は緑が美しく、秋には紅葉、冬には雪景色と、訪れるたびに違った魅力を楽しめるのがポイントです。

アクティビティと体験

後楽園では、風景を楽しむだけでなく、さまざまな体験もできます。伝統的な茶室での茶道体験や、庭園内を巡るガイドツアーなど、歴史と文化に触れる貴重なチャンスです。また、夜間ライトアップや季節ごとのイベントは、大人のデートや友人とのお出かけにもぴったりです。

岡山後楽園へのアクセスと周辺情報

岡山後楽園は、岡山駅からバスや徒歩で簡単にアクセスできる便利な場所にあります。岡山城とセットで観光するのもおすすめ。後楽園のすぐ隣に位置する岡山城は、その美しい外観と内部の展示物が見どころです。

格子ごしの風景
ひとなつっコイ
 
後楽園を後にします

岡山城

時間遅めだったので中には入れませんでした、またの機会に

岡山城は、1597年に宇喜多秀家によって築かれた歴史ある城で、「烏城(うじょう)」とも呼ばれます。黒漆塗りの外壁が特徴で、烏のように見えることからこの名が付きました。戦国時代から江戸時代にかけて重要な役割を果たし、池田氏や加賀藩前田家の支配下にありました。1945年の空襲で一部が焼失しましたが、1966年に再建され、現在は天守閣からの眺望や、城内の歴史展示が観光客に人気です。後楽園とともに、岡山観光のハイライトとして訪れる価値があります。

狭間

城の壁にある狭間(さま)は、防御と攻撃を兼ね備えた重要な構造です。狭間は、城の守り手が外部の敵に対して矢や銃弾を放つための小さな穴や隙間のことを指します。これにより、城内からは敵を見つけやすく攻撃しやすい一方で、敵からの攻撃は最小限に抑えられる設計となっています。狭間の形状は、矢狭間(やざま)や鉄砲狭間(てっぽうざま)など、使用する武器に応じて異なります。この工夫により、城はより効果的に防御力を高めることができました。

商店街散歩

味わい深い喫茶店
一杯飲もうとおもいます
ママカリとタコ煮

ママカリは、岡山県の代表的な郷土料理で、その名は「飯を借りる」から来ています。新鮮なサッパ(小魚)を使用し、酢で締めた後に独特の風味を引き出しています。ママカリは、脂の乗った魚と酢の酸味が絶妙に調和し、ご飯との相性が抜群です。その美味しさから、ご飯が進みすぎて「飯を借りる」ほどだと言われています。地元では、ママカリの酢漬けや焼き物、寿司など様々な料理法で親しまれいます。

日本酒とサワラ

サワラの繊細な味わいと、日本酒のまろやかな香りが絶妙に調和し、和食の真髄を堪能できます。

デミカツ丼小

岡山県の名物料理で、カツ丼にデミグラスソースをかけた一品です。サクサクの豚カツがご飯の上に乗せられ、その上に濃厚でコクのあるデミグラスソースがたっぷりとかけられます。デミグラスソースは、牛肉や野菜をじっくり煮込んで作られ、まろやかな味わいが特徴です。この独特な組み合わせが、普通のカツ丼とは一味違う深い旨味を楽しめると評判です。

福神漬けサラダロール

岡山のパン屋、木村屋の福神漬けサラダロールは、ユニークな味わいで人気の一品です。柔らかいロールパンに、シャキシャキのサラダとともに、甘酸っぱい福神漬けが挟まれています。この絶妙な組み合わせが、食べるたびに新鮮な驚きを与えてくれます。福神漬けの甘みと酸味がサラダのフレッシュさと相まって、口の中で絶妙なハーモニーを奏でます。

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