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「趣味」を持つことが願望実現の近道となるワケ

”自分が幸せであること、自分が欲しいものを受け取ることを自分に許してください。世の中の現実は全て自分の意識の投影。それをヒントにして自分の意識を変えれば、投影される現実も変わります。”


「趣味は何ですか」
はじめて会った人には良く尋ねられるこの質問。
特に外国人は、相手のパーソナルな部分を知るために、結構当たり前に聞いてくる。

この会話が、私にはずっと苦痛だった。

だって私には趣味なんてなかったから。
20代30代の頃は、「仕事が趣味みたいなもの」とうそぶいていた。
実際、幸いにも私は好きだと思える事を仕事にしており、残業を家に持ち帰って週末を仕事に費やしても「好きなこと」をして週末を過ごしたと言い切れるくらいだった。
しかし、昨今の(もう古い?)「ワークライフバランス」という考え方の台頭により、会社員は仕事とプライベートを分けてナンボみたいな空気になってしまったのを敏感に察知した私は、30代になってからは仕事が趣味と口に出すのは恥ずかしいと感じるようになっていた。
(この頃は人の目を気にしていたんですねぇ。うふふ。)

かといって、プライベートでは趣味といえる何かをしている訳でもなかった。
平日は、仕事が終われば誰かとご飯を食べに行って。そんな予定がない日はご飯をつくって。家族と会話をして。海外ドラマを見て。
週末は、ご飯をつくって海外ドラマを見て。家事をして。
そんな毎日だったので、「趣味」といえるほどのものはなかった。

しかも例えば「趣味は海外ドラマ鑑賞です」だなんて言ったら、
最近何を見たか、何が面白かったかとか、深掘りされるのもわかっている。
そこまで何かを意識して観ているワケではありませんから、深掘りされましても答えに困る。めんどくさい。

だから、「趣味は何ですか」という質問が嫌いでした。
えぇっ。その質問をされたくないという自分防衛軍潜在班が、私を初対面の人と会うのを避けさせていたんだなと今この文章を書きながら気がつきました。それ、全てから手放します。私を護ってくれて有り難う、潜在意識さん。私はもう趣味は何ですかと聞かれても大丈夫だし、初対面の人と会っても大丈夫。


さて、ひとつブロックを手放したところで。

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