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銘柄分析!丸紅(8002)

こんにちは。
しがない個人投資家です。
日々、株式投資の勉強しております。

せっかく勉強したけど、
何も書き留めずだともったいないと思い、
noteに残しておこうと思います。

今回は、
丸紅について、
書いていきたいと思います。


事業内容

丸紅は、食品、エネルギー、金属、化学品、機械、繊維、交通機器、情報通信など、多様な産業分野において幅広い事業を展開しています。商社の伝統的な仕事である国際貿易だけでなく、投資や資源開発、プロジェクトの企画・開発、物流など多角的なビジネスを手がけています。また、社会的責任の一環として、地球環境保全、人権尊重、国際協力などの取り組みも行っています。

以下に、丸紅の主な事業内容について、詳しく説明します。

  1. 食品・農業
    食品や農産物の取引を行っています。加えて、グローバルな食品加工や流通の支援、食品サービス事業なども手がけています。

  2. エネルギー
    石油、天然ガス、電力、再生可能エネルギーなどのエネルギー資源の調達、販売、開発に従事しています。

  3. 金属・鉱業
    鉄鋼、アルミニウム、銅、ニッケルなどの金属資源の調達、販売、加工、製造を行っています。また、鉱山の開発・運営にも参加しています。

  4. 化学品・プラスチック
    化学品、プラスチック、合成樹脂などの製造・販売・輸出入を手がけています。

  5. 機械・産業資材
    機械、産業資材、建設資材、プラントエンジニアリングなどの事業を展開しています。

  6. 繊維
    衣料品、家庭用品、工業製品などの繊維製品の販売、加工、製造を行っています。

  7. 交通機器・航空機
    自動車、鉄道、船舶、航空機などの輸送機器の販売・レンタル・保守を手がけています。

  8. 情報通信
    情報通信システム、インターネット関連、通信機器の販売・サービス、ソフトウェア開発・販売などを行っています。


株主還元(配当金と自社株買い)について

株主還元とは「株主に利益を還元すること」です。
具体的には主に以下の3つがあります。

  1. 配当金
    企業が株主に対して配当金を支払うことで、
    直接的に株主に利益を還元する方法です。

  2. 自己株式の取得
    企業が自社の株式を買い戻すことで、
    株主に対して株式価値を上げることができます。

  3. 株主優待
    株主に対して商品割引やサービス特典などを提供することで、
    株主の利益を増やすことができます。

1.配当金の推移

丸紅の配当推移

上記が配当金の推移です。
過去10年間を振り返ると2016年、2021年に減配がありましたが、それ以外の年は配当金を上げてきているようです。

配当性向について詳しくは下記の記事に纏めてますのでよくわからない方はどうぞ。

2.自社株買い

丸紅の自社株買い纏め

2022年から自社株買いも実施しているようです。

3.株主優待

株主優待は無いようです。

株価推移について

丸紅の株価推移

上場した2001年から振り返ると、
最も安かったのが65円くらい。
最も高かったのが1,900円くらい。

直近で上場来高値を取ってきており順調に株価をあげているようです。

個人的考察

ここからは、
しがない個人投資家の
しょうもない考察になります。

ここで書くことは、
「買う」「売る」ということを
推奨するわけでなく、
一個人が思ったことを書きます。


まず株主還元について、丸紅はコロナショックで業績が落ちた2021年に配当金を下げましたが、同じ総合商社の”三菱商事”は、配当性向114%となっても配当金を上げてきてましたので、比較すると見劣りする印象です。

参考までに三菱商事の考察のリンクは以下です。


一方で2022年度決算で発表した株主還元方針から、今後は大幅に改善されるような内容でした。

具体的には、
配当金は78円から減配しない
自社株買いは総還元性向30%~35%を目安に実施、
といった内容です。

参考までに丸紅のIR情報を貼っておきます。
引用元URL:https://www.marubeni.com/jp/ir/stock/dividend/

今まで自社株買いは少なかったですが、今までの株主還元方針は配当性向は25%程度となっておりましたが、35%に引き上げ、10%くらいは自社株買いをしていこうとしているのでしょうね。今後に期待できそうです。
※もちろん業績を維持できればという前提条件が付きますが。

配当金狙いの投資家にとっては安心して投資できると思います。


次に業績について、
2019年から純利益は拡大していっているようです。順調ですね。

2022年度12月期 決算資料-P3


セグメント別に見てみると、金属事業が抜きんでているようです。

2022年度12月期 決算資料-P5


金属とは何かというと銅と原料炭の販売のようですね。

2022年度12月期 決算資料-P9


決算短信も読みましたが、原料炭の価格高騰で利益が伸びているようですね。参考までに原料炭の価格推移は下記のURLから確認できます。
https://pps-net.org/statistics/coal3


今後の株主還元に期待できる丸紅ですが、事業内容は金属を中心に幅広い分野で事業を展開しているようです。金属関係の価格に注意しながら投資の判断をしていきたい感じる企業でした。



みなさんの投資判断のご参考になればと思います。

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★参考にしたソース
①丸紅2022年第3四半期決算説明資料
https://ssl4.eir-parts.net/doc/8002/ir_material_for_fiscal_ym5/129941/00.pdf

②丸紅2022年第3四半期決算短信
https://ssl4.eir-parts.net/doc/8002/tdnet/2229293/00.pdf

③丸紅公式HPのIR情報
https://www.marubeni.com/jp/ir/stock/dividend/

④原料石価格
https://pps-net.org/statistics/coal3


以上です。


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