マガジンのカバー画像

「損切丸」ー 金利編

878
かつて「金利」を専門としていた「損切丸」がマーケットでの専門知識を生かして書いたnote。
運営しているクリエイター

#NYダウ

市場に身を任せるFRB

 この流れになると 続・「利下げ」はまだ気が早過ぎる ー 「時間」を買うか「リスク」を買…

損切丸
5か月前
13

続・「利上げ」は本当に止まるのか? ー 米国債は再び「4%の世界」へ。

 「利上げ」は本当に止まるのか? ー 戸惑う国債市場。 |損切丸 (note.com) の続編。 …

損切丸
9か月前
15

「ディープリセッション」か「スタグフレーション」か。

 50を割ると "不況入り" と判断される米ISM指数。2020年初の「コロナ危機」を除けばリーマン…

損切丸
1年前
17

やっと「普通」に戻るのかな...。

 「なんで円金利ってこんなに低いんだ?」  1995年、筆者が邦銀の香港支店で円短期金利を担…

損切丸
1年前
15

「ドル高問題」再び。ー 「ドル建債務」が重くのし掛かる。

 FRBが重視している個人消費支出価格指数(PCE)だが、もろに 米CPIの ”反転リスク” Ⅲ。…

損切丸
1年前
19

「金利」から離れ始めた「ドル」「米株式市場」。

 2022年は完全に「金利主導相場」だった。米国債が売られれば(金利上昇)ナスダックが下落し…

損切丸
1年前
14

♪ 地獄へ道連れ ♪ - @3.40%割れの10年米国債金利が示唆すること。

 筆者が大学生の頃、世は「バブル」真っ只中。*日本の洋楽業界も意気盛んだった。小林克也さんが司会を務めた「ベストヒットUSA」(今もBSでやっている)は毎週見たし、マイケルジャクソンのミュージックビデオは毎回世間の話題をさらった。  さて、米国債の高騰(金利は急低下)を見ていてふと想い出したのがクィーンのヒット曲 ♪ 地獄へ道連れ ♪ ←” Another One Bites the Dust" 。主だった投資銀行の業績は惨憺たるものが続き、数千人単位の「首切り」もさもあ

続・日本人にとっての「最適投資」2023。- 跳ねるか ”卯(うさぎ)年” 。

 日本人にとっての「最適投資」2023。- 円金利上昇で狭まる選択肢。|損切丸|note の続編…

損切丸
1年前
17

アメリカの需要は本当に弱まっているのか? - 裏で進行する「脱炭素戦争」。

 FRBの「正念場」。- "見通し" 通りアメリカの人手不足は解消に向かうのか?|損切丸|note…

損切丸
1年前
16

続・「米国債」と「米株価」、どっちが正しいの? - 今回のパウエル発言は "とても大…

 「米国債」と「米株価」、どっちが正しいの?|損切丸|note の続編。そこで挙げた2つの比…

損切丸
1年前
17

「米国債」と「米株価」、どっちが正しいの?

 ”景気後退時の株高”  こういう相場格言があるが、今の米国市場はまさにこれ。解釈として…

損切丸
1年前
16

ブラジル、イギリスの "異変" が示唆する「インフレ」の正しい対処方。

 お気付きでないかもしれないが、ブラジルに "異変" が起きている。標題にCPIの推移を添付し…

損切丸
1年前
18

アメリカの「インフレ」と 中国に忍び寄る「デフレ」の影。

 注目の米CPIはコアも予想を下回り、米国債は幅広く買われ金利は▼0.3%近く急低下。2023年半…

損切丸
1年前
17

「ドル建投資」の帰趨。- 「金利差相場」の真偽。

 「ドル」が売られる時。|損切丸|note の姉妹編。  2022年は「金利差相場」 "信仰" の「ドル買い」で随分儲けたFXトレーダーも多かったが、さすがに最近の ”異変” には気が付いているだろう。相変わらずFRBの「利上げ」が続いているがドルの上値は重くなってきている。もちろん日銀・財務省の「ドル売り介入」のお陰ではない(苦笑)。  「金利差相場」と言っても、そこにはレトリック(詭弁)が潜む。「金利」≠「実質金利」だからだ。「金利」は「利息」が付くので "高い程いい