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「損切丸」ー 金利編

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かつて「金利」を専門としていた「損切丸」がマーケットでの専門知識を生かして書いたnote。
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2022年8月の記事一覧

「FRBの総意」=「@4%」。「利上げ」の鍵は「雇用コスト」。 ー ”買いたければ売…

 ジャクソンホールのパウエル議長講演をきっかけにがらりと様相が変ったマーケット。特に米国…

損切丸
1年前
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「分断」に向かう世界 Ⅳ。ー 「上下」に真っ二つに割れる世界。

 「分断」に向かう世界。 ー 為替レートが示唆する ”パラレルワールド” 。|損切丸|note…

損切丸
1年前
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アメリカの「インフレ」の正体。

 日本の「インフレ」の正体。|損切丸|note のカウンター note.   "夏休みの自由研究" …

損切丸
1年前
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眠れる?「灰色のサイ」。 ー 予想外の中国「利下げ」が示唆すること。

 ①感染拡大②雇用不安③不動産危機の悪化で企業・消費者が借入に慎重になったというが、統計…

損切丸
1年前
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続・「インフレ」が迫る ”強制退去” 。ー 増え過ぎた「ファミレス」も店舗整理へ。

 「インフレ」が迫る ”強制退去” 。ー 「物価高」と「人手不足」の狭間で。|損切丸|note…

損切丸
1年前
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いよいよ突入?「選挙相場」。ー 大統領になるためなら何でもアリ。相場には必ず "理…

 結構 ”プロ” の間では先行指標として注目されるミシガン大消費者マインド指数。予想を大き…

損切丸
1年前
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続・米国債、FX、株、コモディティの相互作用。ー 「QT」進行中の ”実需の壁”

 昨日 米国債、FX、株、コモディティの相互作用。ー 米中CPIが示唆するもの。|損切丸|note なんて note. したらピッタリそう言う相場になって自分でも驚いている(苦笑)。今度は差し詰め ”PPIショック” 。前月比マイナスになるのは2020年4月以来だ( ↑ 標題添付グラフご参照)。  これを受けて ”懲りずに” 10年米国債は@2.70%にチャレンジ。@2.73%まで走ったが ”実需の壁” が厚かった。実施された新発30年債入札(210億ドル)の応札倍率は@2

米国債、FX、株、コモディティの相互作用。ー 米中CPIが示唆するもの。

 昨日(8/10)は注目されていた米中の7月CPI(消費者物価指数)の発表があった。それぞれ示唆…

損切丸
1年前
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「インフレ」が迫る ”強制退去” 。ー 「物価高」と「人手不足」の狭間で。

 「あれっ、お店開いてないなぁ...」  80代の母の介護のために、お盆の時期を避けて早めの …

損切丸
1年前
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インフレのコアは雇用コスト(人件費) > エネルギー・商品価格。

 好調に推移していたウォール街の ”リセッション運動” 。まんまと米国債の金利を引下げて "…

損切丸
1年前
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「損切丸」を時系列で整理してみたⅡ。ー「過剰流動性」フローの変化。

 復活は喜ばしいが、あまりにトラップ(罠)だらけで動き過ぎの米国債市場。ドル円も完全に振…

損切丸
1年前
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続・動き出したら止まらない「金利市場」。ー 流れに乗って「米国債買い」で入ったら…

 前稿 動き出したら止まらない「金利市場」。ー 「ショート」の踏み上げに次ぐ踏み上げの連…

損切丸
1年前
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動き出したら止まらない「金利市場」。ー 「ショート」の踏み上げに次ぐ踏み上げの連…

 2021~2022年は米国債トレーダーにとっては「教科書的相場」。経験の浅いトレーダーは3回ぐ…

損切丸
1年前
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「行って欲しくない方に動く」相場の原理。ー 「損切り」が動かすマーケット。

 「やっぱりFRBが金融引締を緩めると上がっちゃうのか...」  先週末(7/29)WTI(NY原油先物)は一時@101ドル超え。そう思っていたら引けは@98ドル台で、今日(8/1)の東京時間は@97ドル台まで下げている。何でも「中国景気の減速」が原因だそうな(?)。  現在はあまりにも多くの要因が世界中で交錯し、まさに 復活・「意地の悪い相場」@Dec 2021。|損切丸|note といった趣。こういう時は「損切り」が横行しており「困った人」が市場動向を形成している。相