【老後が心配?!(1/2)】80歳までに○○○○万円あれば大丈夫
まとめ:
①現実的に考えて、80歳までに4000万円を貯める必要がある
②80歳までに、お金を作る知恵・知識を学んで行動に移すことが大事
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先日、金融庁が「老後2000万円必要」と正式に発表しました。
言い直すと、「国民の皆さん、今後は国が支給する公的年金だけじゃ生活できませんよー。しっかり、お金を貯めて、自分のケツは自分で拭いてねー。」
と言っているようなものです。
ただですね・・・単刀直入に言います。2000万円じゃ絶対に足りないです。
僕の予想ですが、日本政府は5~10に一度、「2000万円」という数字を段階的に上方修正していくと思います。
何故なら、皆さんもご存知の通り、少子高齢化が根本的な問題だからです。
若い人が働いて、国に税金を収め、その税金の一部が退職した高齢者の年金に割り当てられるわけですが、若い人が減っていくと、税金も減って、高齢者が受け取る年金も減るという負のループに日本は入っています。
それに加えて、「100年時代」と寿命が伸びているわけですから、年金のパイは減っていく一方で、高齢者の人口はどんどん増えていきます。
もう少し簡単にいうと、例えばマックで販売しているS/M/Lサイズのコーラを想像してください。
今までは、国がLサイズのコーラをタダで、1人1個あげていたとします。極端な話、これが今後、どうなるかというと:
現在:
「Lサイズのコーラをあなた一人にあげるよ」
10年後:
「ごめん、コーラの在庫が少なくなっているから、Mサイズのコーラを2人で分けて」
20年後:
「超ごめん、コーラの在庫がマジで少ないから、Sサイズのコーラを3人で分けて」
と、年金問題とは、コーラのサイズはL→M→Sと、どんどん小さくなる一方で、それを分けなくちゃいけない人数はどんどん増えていくようなものです。
まぁ、日本は世界で3番目に裕福な国なので、そんな簡単に公的年金はゼロにはならないとは思うんですけど、段階的にもらえる額はどんどん減っていくのは間違えないです。30年後(僕が60歳中旬の時に)月2~3万円とかになっていてもおかしくないと思います。
「えっ、、じゃあ、何をすればいいの?」
しなくちゃいけないことは大きく2つありますが、今日はその1つを紹介します。
まず、「何歳までにいくら貯めればいいの?」と、具体的な数値目標を設定することです。現実的にイメージをすることが大事です。
結論からいうと、現実的に考えて、80歳の時に4000万円あれば生きていけるでしょう
残念ながら、今の20代〜30代が、65歳〜70歳で退職するこは恐らくできません。80歳ぐらいまでは働く、と思っていたほうが良いと思います。
何故なら、経済的に65歳〜70歳で退職することは、難しいからです。
例えば、65歳の時に仮に4000万円を貯金できたとします。
「4000万円あれば老後は大丈夫でしょ?!」
と思うかもしれませんが、答えはNOです。
100歳まで生きるとすると、、、
100歳 - 65歳=35年分のお金
4000万円を35年で割ると・・・1年に使えるお金は114万円です
114万円を12ヶ月で割ると・・・1ヶ月に使える生活費は95,000円
家があればギリギリ、、、本当にギリギリな生活ができる感じです。
そうなると経済的に考えて、やっぱり80歳ぐらいまで働くことになります。何故なら:
100歳-80歳=20年分のお金
4000万円を20年で割ると・・・1年に使えるお金は200万円
200万円を12ヶ月で割ると・・・1ヶ月に使える生活費は16万6000円
決して裕福な生活はできませんが、生きてはいけます。
なので、「80歳までに4000万円を貯める」という数値目標を設定することをおすすめします。
ダイエットと同じですよね、「年内までに○○キロ痩せるぞ!」と、数値目標があったほうが、痩せやすいものです。
「でも、80歳までに4000万円なんて無理だよ!!」
普通に考えれば、そうです。
あなたが今、40歳だとすると、向こう40年間、毎年100万円を貯めなければいけないわけですから・・・
なので、向こう40年間、毎年100万円を貯金しなければいけない、という考え方をするよりも、あなたが今、40歳だとしたら、あと40年、お金を作る知恵・知識を学んで行動に移す時間があると、考えるほうが賢明です。
繰り返し言いますが、「毎年100万円を作る」のではなく、「80歳までに4000万円を作る」という考え方です。
あなたがこの記事を読んでいる時点で、お金に関する知識・知恵(インプット)が一つ増えたわけです。
あとは、蓄積した知識・知恵をいかに行動(アウトプット)できるかが重要です。
ちょっと長くなったので、二つ目の理由は次回のブログで書こうと思います。
ではでは
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