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用途を決めない時間を過ごすなかで気づいた「選択肢を狭めない」こと

さて、今日は産前休業をサバティカル休暇として過ごす中で、今後の人生を考える中での「3つめ」の選択肢を復活させた話をしたいと思います。

今私は第二子出産目前で、産前休業中です。

産休・育休をサバティカル休暇と位置付けて、いろいろやってみたかった活動とかをしながら、産後というより今後の生き方を探って行きたいと考え、そういう過ごし方を意識的にしています。
そんななかで、第三の選択肢である「他の会社で仕事をする」について、あまり現実的でないと考えていたのですが、ここへきて選択肢として復活させ深ぼってみようという気になったので、その心境の変化について書いてみたいと思います。

今後の働き方についてご自身と向き合われている、どなたかの参考になりましたら幸いです。

1.今後の働き方についての3つの選択肢

中長期的に今後どういう風に働いていくかを考えるにあたっては、大きく3つの選択肢を立てて、それぞれについて追求していこうと考えています。
このうち2つについては特に考えたいと思っていましたが、3つ目の選択肢も実は重要じゃないかと最近少しずつ考えが変わってきました。

私が考えているのは次の3つの選択肢。

①今の会社とのかかわり方を変える
②自分で仕事をする
③他の会社で仕事をする

1つ目は今の所属している会社との関わり方を変えること。
このまま会社員として所属し続けるのか、違う契約形態で働くかはまだわかりませんが、産休に入るまでの働き方を産後も続けるのは難しいと感じており、今の会社との関係を続けながら、違う関わり方ができないかを選択肢の一つとして追求していきたいと考えています。

2つ目は、会社との関係をスパッと切ってしまって、何か個人で仕事をしていくこと。
何をするかについてはいろいろ可能性があると思いますが、色々試してい来たいと考えています。

3つ目の選択肢は、社員として他の会社で働くということ。
この第三の選択肢についても、もう少し深ぼってみた方がいいんじゃないかなという気に最近だんだんなってきました。

2.3つ目の選択肢を真剣に考えるようになったきっかけ

産前休業中に、情報収集の一環で、本を読んだり、VoicyやYouTubeを視聴したり、視野を広げるようなインプットをしようと思っていますが、たまたま何人かのインフルエンサーの方の人生選択に目から鱗が落ちたことがありました。

例えばこちらの「ワーママはる」こと尾石晴さんのVoicy。
#1022 ニッチを探せ② アメンボ理論

新卒の就職活動の際のご自身の選択について話をされていた回です。

いくつか企業で面接が進んでいて、ある国内企業の面接の時に、紅一点な状況に気づいたそうです。
その状況を見て、この企業では女性がマイノリティであることに気付き、この先の出産などのライフステージの変化で苦労することが見越せたので、この企業ではなく、少なくとも入り口では男女比が半々の外資系企業に就職することに決めた、とのこと。

私も転職においては子供を産み育てやすい環境を重視して転職を繰り返し、今の会社に入りましたが、実際入ってみると、共働き子育て社員は一般職ばかり。
私のような共働き子育て中の”総合職”の社員がほとんどおらず、私は常にマイノリティでありパイオニアである、と気がついたのが、1人目を出産した後でした。

仕事・育児・家事との両立の大変さや、さらにそのなかでスキルアップすることの難しさなどの苦労を、なかなか周りに分かってもらえないこと。
だから、会社や周りにどうしてほしいかということを、自分で見つけ出して具体的に伝えて会社と交渉しなければいけないということ。
これらはなかなかエネルギーがいることです。
しかも、それを仕事・育児・家事に加えてやっていかなくてはなりません。

けれども最近は、自分がマイノリティーであって、自分の状況を相手にも理解をしてもらって、より良い関係を作っていくっていうことはグローバルスキルの一環だという風に捉え直しをして、今はこのスキルを磨くチャンスだという風にポジティブに捉えていました。

ただ、こういう方たちの話を聞くと、あっそうかこれってほんとはしなくてもいい苦労だったのかもしれないなぁという風に感じました。
人生の時間は限られています。
その時間をどう割り当てるか。
できればやりたいことに充てたい。

他にも、英語学習系YouTuberのAtsuさんがライブで人生観を語られるなかで、高校・大学・就職と、相対的に自分がいいポジショニングをとれる環境に身を置くことができたことで、よりよくなりたいというモチベーションがわいたり、自信もついたりすることにつながった。
今思うとそういう環境に身を置けたことはラッキーだった、とおっしゃっていました。
背伸びをしてより偏差値の高い学校などにいくよりも、自分が光れる場所にいけることのほうがよいのでは、と。

↓この動画の30分くらいから「楽な生き方」の話になっています。

たまたまAtsuさんのモチベーションの源は、「いいポジショニングをとれる環境に身を置くこと」だったということかと思いますので、自分のモチベーションの源が何かにもよるとは思いますが、「もっと生きやすい、活躍しやすい場所を探す」ことも選択肢として考えてみたいと考えるようになりました。
今まで考えていた、今の会社との関わり方を変えるとか、自分で仕事をするとか、結構エネルギーのいることですが、生きやすい場所をとことん探しすという選択肢として残し、少しずつでも突き詰めていければ、もっと楽に生きられるんじゃないかと。

こちらのnoteにも書いていますが、会社は私にとって、いろいろ考えるきっかけをくれるネタ帳です。

会社をきっかけとして、自分の思考を深めたり、新しい知識を得にいこうとしたりして、私のオリジナリティにつながっていることは確かです。
でも私の大切な時間を使うほど、価値のあることなのか???

こう考えるきっかけは、別のところにもありました。
こないだたまたまSNSで新しく知り合った人(グローバル企業で働いている方)とメッセージのやり取りをしていて、「うちの会社は共働き子育て中総合職が皆無なんだけ、ど小さい会社だからまだ意見も通じやすいと思うし、交渉もしやすいと思う」という話をしたら、「君は正直すぎるよ!」というコメントを返されました。
意外な反応でびっくりしました。

これって、私と違う環境に身を置いている人からすると、「なんでそんなしなくてもよい苦労をしているんだ」というように見えるのかもと思いました。
他人からズバッと意見を言われることって産休に入って1か月半近くでしばらくなかったので、こういう経験もすごく新鮮でした。(もっとこういう意見交換したい!!)

そういうこともあって、しばらく選択肢として捨てていた「他の会社で働く」選択肢も考えてみたいなという風に思いました。

3.アンコンシャスバイアスにも向き合う

また逆に、私は最近なぜその選択肢外していたのかについても少しずつ考えるようになりました。
そこには「アンコンシャスバイアス」がかかってるような気がしていて、それに気づいて取り除くことも大事かなと思います。

挙げてみるとこんな感じでしょうか。

・転職にあたっては、子どもを出産した後の時期は休みがちになる、かなり不利なタイミングであること。
・私の今の経歴はものすごくニッチであること
・地方在住で家族の事情で簡単に住むところを変えられないこと
・会社員=フルタイム勤務であり、その働き方は自分にあってないと思っていること

もしこういう条件がなかったら、どういう会社で働きたいのかを考えて探してみてもよいのかなと思います。


まだまだ考え途中ですが、ひとまず出産に専念し、落ち着いたら改めて考えてみたいと思います。


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