「いま倒れられない」は何かのサインかも
今年一発目の投稿です。
つたない内省録ですが、今年もお読みいただけると嬉しいです。
さて、今年は、元旦から0歳の下の子どもが帰省先で入院して帰れない、という事件から幕を開けました。
今はすっかりよくなりましたが、付き添い入院をしながらいろいろ感じたことがあったので、ぼちぼち書いていきたいと思います。
倒れられない、忙しい育児中のどなたかの参考になりましたら幸いです。
我が家は夫・年中児・0歳児との4人暮らし。
夫婦どちらの実家も遠方で、基本は夫婦二人で家庭を運営しています。
現在私は育休中で、夫はこのところ残業がちで、平日夕方はひとりでふたりの子どもを見ることが多いです。
そんな我が家、夫の実家に帰省中に下の子の体調が悪くなってしまいました。
幸い近くに24時間365日みてくれる小児病院があったため、5時間待ちでしたが順番がまわってくるまで一度帰って寝かせるなどして受診しました。
その結果、内服でなく点滴で抗生剤を入れる必要と、1週間程度の入院が必要となりました。
実家は夫の兄弟家族たちが全員集まった日だったので、いとこたちにはじめて下の子をあわせる予定だったのですが・・・
高齢じーじばーばや小さなこどもたちが集うところでインフルエンザや新型コロナなどの感染症でなかったことは救いです。
しかし、入院となると、翌日帰る予定だったのに、予定を変更せざるを得ません。
夫は年始の出社が必要なので帰らないといけない。
でも上の子だけ義実家に預けるのは難しそう。
なかなか判断に迷う・・・。
結局、乳母である私は退院まで下の子に付き添い入院し、上の子と夫は義実家で延泊したのちいったん家に帰り、金曜日に出社・登園して週末にまた義実家にもどってくる、という流れを取ることとなりました。
となると、夫は、上の子と2人きりで、実家・家の往復(長時間の車の運転こみ)、家事、育児をこなさなくてはなりません。
そして、私も、点滴に繋がれてはいるけれど、ほぼいつも通りに元気な下の子をあやしたり授乳したり世話をしながら、隙を見て入浴など。
夫も私も、どちらも倒れられない状況で、結構なプレッシャーです。
その時いろいろ迷った末、私が心に決めたのは。
「このゲーム、私が倒れたら詰むので、自分中心でいこう」
ということ。
3日目に、夫がお見舞いに来た時、夫に下の子を預けて、ドラッグストアに久々外出し、自分に必要なものを思いっきり買い込みました。
牛乳、ドリップコーヒー、紅茶ティーバッグ、おやつ類、常備薬、寝るときの口呼吸防止用のサージカルテープなどなど。
私が普段通りに生活するために必要なものです。
大したものでもないものだけど、夫に買い物を頼むのに気が引けて(遠慮してしまい)いました。
(そういえば、産後1か月も自分で買い物にいけなかったことがストレスだったことを思い出しました。)
でもこの後、すっごく気持ちが明るくなったんです。
いつものように、朝食後にコーヒーを入れたり、一息つきたいときにミルクティを作ったり。(ポットや電子レンジが使えてありがたかった!)
お風呂につかれないとか、寝具があわないとかいうストレスもありましたが、これらのおかげでだいぶQOLがあがり、私が体調をくずすかもしれない不安をだいぶ和らげることができました。
「いま倒れられない」という不安な気持ちは、私に必要以上のプレッシャーを与えます。
そしてそのプレッシャーは、これまで何度も私の体調を悪化させました。
現に、夫の残業が続いていた年末、私は夫が仕事納めになった瞬間熱出しました・・・。
今回の教訓は、「いま倒れられない」というときは、わがままを発動させてでも、自分を整えることに意識を集中させる、ということ。
年末の熱も、疲れで朝早く起きることができなくて、ルーティンの朝ヨガを何日かサボってたことが原因かもしれないな、とか思います。
最近やりたいことをやるなどして、やることを増やした一方で、何かをやめることをしていなかったので、ちょっと詰め込みすぎていたのもあるのかも。
今一度、自分を整えるために必要なことと、やめるべきルーティンを見つめようと思います。
「いま倒れられない」は、何かのサインなのかもしれませんね。
あなたもサイン、受け取っていませんか?