誰に言われるでもなく、誰からともなくスッと手が挙がる日常
今日の会社での一コマ。
毎週弊社は全員で集まっての全社会を毎週火曜の朝にやっているのですが、これをZoom開催にするようになってはや3ヶ月です。
2月までは画像のようなオフィスの一角に全員が集まって、共有事項や、社長の話や、時にはみんなで議論したりと、約1時間を共有していました。
”家族会議”での1シーン
今日は、2020年上半期の最後の日で、「もう2020年も半分終わるんだよね〜」という声が(オンラインですが)Slackの至る所で起きていました。
OKANは11月が期末なので、会計年度単位でいうと半期末は先月になり、特にこの6月末ということに意味があるわけではないのです。が、やはり1年の半分という区切りであっという間だね、という時間の流れの早さを感じるための物差しにはなっていたようです。
そんな中、今日の”家族会議”で、、
あ、ちなみにOKANではこの火曜の定例の全社会を「家族会議」と呼んでいます。OKANでは”ファミリーワーク”という概念をお互いに感じられるようにオフィスを設計しています。
ファミリーワーク
一つのミッションステートメントに沿った仲間たちに対して、互いに敬意を持ちながらまるで家族のように一緒に仕事ができるように。
ちなみに2月以前の家族会議はこんな感じ。
さて、本日の家族会議であった一幕が、この家族会議の企画運営の役割を、従来の役割分担から変更をしたい、という共有がHuman Success(人事)からあったときのことです。
OKANでは家族会議を単なる全社会として運営するのではなく、ミッションステートメントの浸透や、会社のカルチャー醸成のための一つの大事な手段として捉えています。この企画運営は、今まで特定の選任されたメンバーがHuman Successグループとは独立して行っていましたが、7月からは、この機能を改めてHuman Successグループへ統合して、より横断的かつ機動的に動けるような体制へ変更します、という発表がありました。
もちろん、全ての企画運営を人事だけでやることもできますが、可能であれば有志のメンバーがそこを後押しできるような体制にできると良いなと思っており、人事のマネージャーからもそのお願いをしました。
頭で考えてというよりは「やりたい」が先にきた感じ
すぐにその場で、誰が手伝いますとか、そういう具体の話になることはあまり想定していなかったのですが、複数のメンバーがその瞬間に「私、やります」「やりたいです」と手を挙げてくれました。
特に誰というのが決まっていなくて、自分でその責任を負わなくとも構わないわけですが、こうやって組織運営上とても大事なイベントの企画運営を全社にお願いをすると、率先してやってくれるメンバーがいるわけです。
OKANでは日頃から「事業と組織は両輪。どちらが欠けてもいけない。」ということを言っていて、事業貢献だけでなく、組織貢献もしていこう、というカルチャーがあるのですが、まさにそれを体現してくれているなと感じました。
一般論で言うと、この手の仕事は確実に(誰かやってくれよ)という空気になり、大体押しつけあいになったり、半ば強制的に任命されるものの、実態が伴わなかったりということが多いと思います。
こんなに自然にこれは自分がやる、と反応してくれる仲間は本当に素敵だなと思うわけです。
こういうカルチャーは、一丸となってミッションの実現に挑んでいるスタートアップにとっては何物にも変えがたいものだなと思うとともに、メンバーの人数が増えて行くに伴っても薄れることのないよう、維持していきたいと思いました。
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