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すぐ書くか、寝かせるか。

仕事の文章はもう締切が決まっている。そうではない自分の文章を書きたいとき、例えば本を読んで感想を書く、どこかへ行った記録を書く、悩みや愚痴を書くときは、思いついてすぐ書くべきか。それともしばらく思考を寝かせるべきか。自分のスタイルがないだけにいつも悩んでいる。

今のところの物差しは「気分」でしかない。

「あっ、書こう」とか「あっ、書ける」と思ったときにキーボードに向かって書く。この文章もそれに近い。ちょっと頭の中を整理してみよう。

本の感想は時間が経つほど薄まってしまうので、たぶん早く書いたほうがいい。思考を巡らせるのは1回書き終わってからでもいい。むしろそれで2回目の記事を足せるかもしれない。

どこかへ行った記録も同じかもしれない。せっかくそのとき感じたこと、触れたもの、思いついたアイデアなど、寝たら確実に半分くらい消える。「忘れてしまうほどの情報に価値はなかった」と割り切るなら1つフィルターを経て情報が洗練されたとも言えるけれど。…いやあ、勿体ない感のほうが強いなあ。やっぱり記録しておきたい。

ただし悩みや愚痴を即言語化するのは危険だ。これはすぐ書かないほうがいい。表に出すなら言葉を選んでちゃんと組み立てたほうがいい。うん。これはすぐ書いてはダメなやつ。…あれっ、今のこの話は悩みだっけ。冒頭で自分で「悩み」って書いている。じゃあダメになってしまうな。うーん。

そうか、表に出さないメモとして残すなら、実害なく記録もできる。後でまとめたいときはメモから抽出すれば書ける。

手書きでメモるか、スマホのようなデジタルでメモるか、それも音声認識でメモるか。音声認識のために愚痴を声に出すのは憚られる。手書きが一番手軽で楽ちんかなあ。「何でもメモ」みたいな紙をそばに置いて運用してみるか。



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