大手ではないメーカーのアクションカム
こんにちは。今日は、普段使っているアクションカメラについてです。2024年2月に大幅に改稿しました。
私はフィールドワークをすることが多いので、記録のためにアクションカメラを使用しています。 長時間使用でき、コンパクトでカメラ任せで撮影できるので非常に便利ですし、目で見逃してしまったものが写っていることもあって面白いです。
アクションカメラというとGoProがまっさきに思い浮かぶかもしれませんが、私が使っているのは中華メーカー「Crosstour」(クロスツアー)のCT7000という機種です。
DJIさんなんかも中華メーカーではあるので一概に言えなくなっている今日このごろですが、Crosstourはいわゆる中華メーカー(安かろう、悪かろう)という感じのメーカーです。
スペックはまあまあで約1200万画素、動画は1080p。画角は170度、バッテリーは1050mAhが2個ついてきます。
画質
画素数並みですが補正がバリバリにかかるのでノイズは思いの外ありません。シャープさには欠けますが、拡大しないなら発色もよく十分です…とはいえさすがにiPhone5くらいの画質です。
流石にPCのインカメよりはマシですが、アクションカメラということもありかなり歪むので一般的なウェブカメラ用途には向きません。
写真は岩のアップです。少しオレンジが強い発色です。暗所では廉価なカメラらしく色がマゼンタに大きく転びます。
モニターはかなり傷に弱いです。
ウェブカメラとしても利用可能ですが、検出が若干不安定です。画質は先述の通りですが、マイクの方は思ったより高音質なようで、イヤフォンについているマイクやノートパソコンについているマイクよりもクリアな音です。
使用感
一つの電池は満タンで3時間ほど稼働します。そこそこ発熱はしますが思ったより動作は安定しています。RECランプが暗いので記録できてるか晴天下ではわかりにくいですが…。
なにより良いのが、「ケース」です。中華メーカーあるあるの大量の付属アクセサリーの中の一つで、他にはGoPro互換品のマウントや固定金具がついてきます。ヤスモノクオリティですが、あると案外便利です。
このケースは耐衝撃性を高めるだけでなく、30気圧防水というトンデモナイ防水性能(実際どうかは確認していませんが、1mくらいでは問題なく動作しました)、アクセサリーシューにもなるという優れものです。
本体性能に関する拡張性(マイクとか)は皆無です。
設定は本当に最低限のもののみ可能です。GUIは中華メーカーによくあるもので、機械翻訳の変な日本語ですが中華メーカーのアクションカメラに求める機能はあらかた設定可能です。
給電が可能なため、フィールドワークの際はモバイルバッテリーからUSB A to MicroB経由で給電しています。本体がかなり耐久性低そうな作りなので、基本ケースを装着して利用することになるのですが、ケース経由では給電できないので困っています。
やはり大手だとマイクを外部から入力できたり本体が防水だったりType‐Cだったり日本語が正常だったりするのでそういうとこに値段分の差が生まれますね…。
最後に
現在はより高性能な後継機が出ているようですが、十分楽しめる機種です。
本当に記録の域を出ない画質なので動画制作には向きませんが、アクションカメラを用いた記録を後で見返すと、撮影時は見つけられていなかった思いもよらぬ発見があったりして楽しいです。
もし、よく登山やフィールドワークや廃村探索などをされる方がいらして、もしGoProが高価だなぁと思っているのであれば一度使用してみることをオススメします。家に帰ったあとも余韻をより楽しめます。数千円から入手できますし…
GoProの7分の1ほどの価格で入手したこのアクションカメラ、しっかりGoProの7分の1くらいの機能と性能で私を楽しませてくれています。(これ大事です)
今回も、最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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