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Visionを実現化する鉢

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【ビジョンを実現化する鉢④‐私のビジョンを私たちのビジョンに】

【ビジョンを実現化する鉢④‐私のビジョンを私たちのビジョンに】

ビジョンの一つの終期

 地域に根を張りWAKWAKに足場をおきながらも一方で、個人の領域でさらなる高みをめざす生き方を決めようとする中、6月21日、地域・学校・行政・大学・企業等のみなさんにお集まりいただき4年目となる多セクター共創プロジェクト会議を法人として開催した。

 あらためて、今後WAKWAKとしてどのようなビジョンを描き実現していこうとするのかをまとめ、かつ共有した。会議後、あるスタ

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Visionを実現化する鉢①-一つの周期の終わりに向けて

Visionを実現化する鉢①-一つの周期の終わりに向けて

人生を内省する時期

 毎年、夏の旅の前の時期はこれまでの一年や人生を深く振り返り自分との対話(内省)をする時期。
 人生にも周期があり、自分自身の課題をまざまざと見せられ、自身の「人としてのあり方」や「リーダー、経営者としてのあり方」、「ビジョンの実現の方法」などを考えさせられるタイミングがある。一見するとネガティブなことが起こるので渦中は大変ではあるけれど、変容を遂げていくときに大切なこと。ま

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Visionを実現化する鉢②‐双方が活きる道

Visionを実現化する鉢②‐双方が活きる道

組織・個人 双方が活きる道

 いつしかビジョンの実現化をする鉢が小さくなり、不完全燃焼するなかで今のあり方には限界が来ていた。
 ただ、今「だから自由に生きる」と言える状況でもなければ、そんな無責任な選択をするつもりもない。今の段階では自分はコミュニティリーダーの1人として地域支援の完全に中心にいて多様なステークホルダーを支える扇の根元を担っている。無責任に手を離せば地域支援の大半が崩壊し、多く

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Visionを実現化する鉢③‐さらなる高みへ

Visionを実現化する鉢③‐さらなる高みへ

マイノリティ実践の再評価

 そんなある日(6月15日))、阪大で行われた博士論文公聴会に行くこととなった。それは意味深い日だった。
 同じ研究室で学んできたTさんが発表。非常に完成度が高い博論へのT先生のコメント「この論文の評価の一つはこれまでの長年の同和教育などの実践を再評価し、かつそれを今の社会課題である子どもの貧困の解決などに汎用したこと。そのことを丁寧に学術的にまとめたことにある」。

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