【🇦🇹 ウィーン#4】著名な音楽家のstatue巡りで締め括り！

okamis

2024年8月15日 09:57

ウィーン最終日は市立公園を起点に著名な音楽家の銅像を巡って、最後はホーフブルク王宮を周って帰路に着きました。昨夜のコンサートの余韻にも浸りつつ、karlsplatzからU4号線でstadpark駅へ向かいます。

市立公園はウィーンで最初に造られた公立の公園で、160年近い歴史があります。音楽家の像だけでなくハンス・マカルトやこの公園が造成された当時のウィーン市長だったアンドレアス・ツェリンカなどの記念碑もあります。

ホーフブルク王宮は広大な敷地にある宮殿群の総称で、13世紀から20世紀に建築されています。7世紀にも渡って拡張が行われてきたことにも驚きますが、様々な建築様式が混在しているのも面白いですね。

ホテルをチェックアウトして荷物を預かってもらい、いよいよ最終日の観光に出発です。まずは U4線で karlaplatz 隣の stadpark 駅へ向かいます。

この時は上り？下り？だかのホームが工事中で stadpark駅に停車せず通過、一駅先の Landstraße駅まで行って折り返してくる必要がありました。通過した時にはもう「えっ、えっ」とプチパニックでした（汗

公園に入って真っ先に向かったのは黄金に輝くヨハン・シュトラウス像。19世紀に活躍したウィーン出身のヨハン・シュトラウスはワルツ王としてその名を知られ、ラデツキー行進曲で有名なヨハン・シュトラウス1世はワルツの創始者と言われていますが、1世は息子が音楽家になることを望んでいなかったのだとか。その2世も「美しき青きドナウ」などの名曲を残し、ウィーンの太陽、ウィーンのもう一人の皇帝とまで言われるように。
ちなみにこの像は2世を模して造られたものです。

ブラームスの生涯のライバルと言われるブルックナー。ヨハン・シュトラウスのような華やかさはありませんが、交響曲3～8番、弦楽五重奏曲など数々の名曲を残し、19世紀末の皇帝よりフランツ･ヨーゼフ騎士十字勲章を授与されています。

フランツ・シューベルト、三大交響曲と呼ばれる作品の一つ「交響曲第7番未完成」を手掛けた誰もが知る偉大な音楽家ですね。「学校の音楽室に肖像画があったよ！」という人も少なくないと思いますが、こちらの像はちょっとふくよかな印象です（汗　個人的には兄が小学生の時に合奏で演奏していた軍隊行進曲が記憶に残っています。

オーストリア・ハンガリー帝国時代に活躍したオペレッタ、フランツ・レハール。彼の父も同名であることから2世と呼ばれることも。勉強不足で個人的には馴染みのない音楽家ですが、メリー・ウィドウなどは吹奏楽で耳にしたことがあります。

クアサロン、こちら音楽ホールだったんですね。花時計があまりにも美しくて、てっきり誰かの時代の宮殿なのかと思っていました（苦笑
楽友協会の黄金のホールもそうですが、こちらもウィーンで最も美しいコンサート会場の一つと言われています。ウィーンゆかりのヨハン・シュトラウスやモーツァルトの楽曲を中心としたコンサートが開催されているそうです。

市立公園を出てきました。すぐ近くにリッツ・カールトンホテルを背負うようにベートーヴェンの像があります。ドイツ出身のベートーヴェンは22歳でウィーンにわたり、57歳で亡くなるまでの35年間もウィーンに暮らしていたんですね。

ハンガリー舞曲で有名なヨハネス・ブラームスですが、ピアノを弾かれる人はお馴染みの作品が多いのではないでしょうか。また合唱曲としてもアヴェ・マリアや２つのモテットなど、聞き覚えのある曲も数多く生み出しています。バッハ，ベートーヴェンとともに、ドイツ音楽三大Ｂと呼ばれていますね。

カールス広場の南側、ブラームス像からもすぐのところにあるバロック様式のカールス教会。目の前に大きな池があって涼し気なんですが画角に入っていませんでした（泣　ここで小編成のコンサートも行われています。

保守的な芸術派協会から脱退したグスタフ・クリムトを中心とした新進芸術家のグループをウィーン分離派と呼ぶらしく、セセッシオンはその分離派の名前で設立されたものです。金色の玉ねぎが印象的的ですね。代表的な作品ベートーヴェン・ブリーズは写真撮影も可能でした。動画で撮っちゃいました（汗

statue 巡りも周辺の観光スポットも周れたのですが、肝心な場所を訪れてませんでした。空港へ向かうまでの残り時間でホーフブルク王宮を散策します。こちらはオーストリア国立図書館プルンクザールですね。

スペイン式宮廷馬術学校から王宮内に入っていきます。世界で唯一の施設らしく、音楽に乗せて白馬が高等な技術を披露する公演も行われているそうでう。

いましたいました。鮮やかな白さもですが毛並みの美しさが素晴らしいですね。観光ルートの通路を馬が横切ることもあって、間近に見ることができました。

ホーフブルクで最も有名な場所でしょうか、英雄広場前に来ました。こちらにもファイカー（2頭立ての馬車）がいました。1918年までオーストリア・ハンガリー帝国の皇帝の宮殿として使用されてきました。現在は連邦大統領の公邸やイベントスペース，シティ博物館などが置かれているそうです。

さて、ホテルで荷物を受け取って帰路に着きます。Wien Mitte駅からCATに乗り換えてウィーン国際空港へ。北欧2ヵ国からのウィーン観光、特に北欧は弾丸スケジュールでしたがしっかり楽しめました。

やっぱりセンスのいい空港ロビーです。ここから成田空港まで10時間越えのフライトです、老体にはしんどいですね。水分を多く取ったり、時折席を立ってストレッチしたりと、血栓対策は重要です。

今回はウィーンから成田までの直行便でしたが、なんとオーストリア航空の日本直行便はこの月を最後に日本から撤退しました。その後もロシア情勢などいろいろありましたが、なんと現在は成田ーウィーン路線が復活しているようですね。よかったよかった！

Stadpark

Wiener Stadtpark

wiener stadpark

Kursalon Wien

Kursalon Hübner | Stilvoll feiern im Herzen von Wien (kursalonwien.at)

kuasalonwien.at

Karlskirche

Karlskirche Wien (erzdioezese-wien.at)

Karlskirche Wien

Secession

セセッシオン（分離派会館） - wien.info

wien.info

Spanish Riding School

SRS: Spanische Hofreitschule

SRS

Hofburg

Wiener Hofburg: Das imperiale Erbe der Kaiserfamilie Habsburg - wien.info

wien.info

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