【🇪🇸 バルセロナ#2】横浜駅とどちらが先に工事が終わるんだ?
バルセロナ2日目は早起きしてサグラダ・ファミリアへ向かいます。アントニ・ガウディの未完成作品として有名ですが、いかんせ遠い国なのでなかなか訪れる機会がありませんでした。当時はまだ完成予定年月が明確ではありませんでしたが、今は2026年が完成予定とも言われているようですね。
スペインの人からするとハァ?って感じかもしれませんが、いつまでも工事が終わらない比較対象として横浜駅の名前があがります。地元ということで良く利用する駅なのですが、本当にいつもどこかで工事をやっている印象です。日本の鉄道の歴史を振り返って横浜駅が点々と移動を繰り返した時代を含めると、横浜駅の方が工事期間は長くなるかもしれません(苦笑
バルサで宿泊したホテルは3号線(Green Line)も4号線(Yellow Line)も利用できる場所にあるので、乗り換え駅である5号線のVerdaguer駅で少し歩きますが4号線のJoumel駅から乗車します。
降りるのはSagrada Família駅だから判りやすいですよね、外へ出るといきなり目の前にドーンと現れます。心の準備もできていなかったので圧倒されました(笑
予約した入場時間まではまだ時間があるので周囲を回り込んでみました。チケットには何種類かありますが、オンラインで個人旅行(Individual)から“入場”あるいは“入場+塔“などを選択します。
塔に登る(上りはエレベーター)チケットの購入は生誕のファザード(Nativity facade)か受難のファザード(Passion facade)を選べますが、圧倒的に生誕のファザードが人気です(苦笑 我々も生誕のファザードを選択しました。
ちなみに当日チケットを求めて長蛇の列というのはもう過去の話しになっているようで、現在は事前予約しないと入場できないレベルだそうです。Marina通り沿いの生誕のファザード側から入場ですが、予約済みであっても並ぶことにはなります。門を入るとすぐに手荷物検査があります。
もはや観光地と勘違いしてしまいそうなくらいの人気スポットですが、中に入るとそこが教会であることを再認識させてくれます。
中央のシャンデリアのような照明にはイエスキリストの十字架が吊り下げられています。是非実物を見ていただきたいですね。
建物の土台が地図のようなプレートとして展示されていました。写真の下側がPassion facade、上側がNativity facade です。
右側のメインエントランスのような入口は栄光の門(Portal of Glory)になりますがここが現在もまだ未完成部分なんですよね。
天井の美しさも圧巻なので首が痛くなるくらい見上げていましたが、吸い込まれそうになります。是非こちらもじっくりとご覧になっていただきたいポイントです。
では生誕のファザード側のエレベータに乗ります。下りはところどころで外の景色を眺めたら、後はひたすら螺旋階段を降りていきます(笑 ガウディ広場を眼下に見られるのも生誕のファザードなので人気なのも頷けますね。
途中で様々な装飾を間近で見られるので、塔に登るチケットを購入して堪能いただきたいです。こんな高い場所にここまで細やかな装飾を施す施工技術と職人の勇気に感動します。
現在の工事はメイン・タワーとなるイエス・キリストの塔が2026年に完成予定と発表されていますが、その後最後のファザードとなる栄光のファザードに着工するので、最終的にはやはり203x年になりそうですね。横浜駅とどっちが先に終わるのか、そしてそれを見届けることはできるのか…(苦笑
ガウディ広場の池が見えてきました。この池の向こう側に立つと水面に映る逆さサグラダ・ファミリアを見ることが出来るので帰りに寄ってみましょう!
ガウディ広場に来てみました。ここはサグラダ・ファミリアの全景だけでなく、池に映る逆さサグラダ・ファミリアを見ることができるスポットということで団体観光客にも人気のスポットです。
この記事のカバー写真もガウディ広場から撮影したサグラダ・ファミリアの全景でした。
Sagrada Família
Sagrada Família Ticket
Plaça de Gaudí
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