信じれば、望めば、頼れば。
学校にいる。大学ではなくて小学校にいて、若手成人向けの教育プログラムを開催している。校舎の窓から外を眺めると、三方向とも山で、昨夜から降り続く雨が校庭を濡らしていて、もったりと湿度で重たくなった空気で汗ばみながら、ゆったりとした気持ちで参加者を見ている。今この時間、コンテンツは存在しない。自由に2時間以上の時間が与えられている。しかし、誰一人として持て余している人は存在していない。談笑の輪が大小と、昼寝する人、バスケをする人、1人整理をする人。自由に存在している。つまりこうだ。相手を信じれば、うまくいくかもしれない。しっかり望めば、その通りになるのかもしれない。頼ることができれば、補い合うことができるかもしれない。世界は、そうできているかもしれない。
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