人と求めた結果、淡々とやるべきことをやる方が楽だという説。
僕は人との関係構築にコンプレックスを持ってる。
それをどうにかしたいと思って、その一手段としてマッチングアプリでいろんな女性と会って関係構築できるかどうか試している。
ただ、実際の自分は他人に興味ない。
興味あるのは、人とのつながりを得られるかどうか。
それもあんまり健全じゃくて、与えてもらうことが前提。
無償の愛をもらうことを、ひたすら大学生時代では求めていた。(今もその節はある)
無償の愛をもらえるなら誰でもいい。誰からもらうかに興味はない。
故に、目の前にいる人には興味をもつことがなかった。つながりを求めているのに。
だから、表面上では言葉を交わしているとしても、僕から発せられた言葉は相手に向かってない。
相手からすると、自身の存在を無視されていると感じる。
そんな僕と誰が関係を持ちたいだろうか?
以上の話を前提として、以後の話を進める。
それでも、僕は人との関係構築に対するコンプレックスを乗り越えたくて、マッチングアプリに課金してる。
でもやっぱり、25年という歳月によって培われた僕の特性は、そんな簡単に克服できるわけでもなく、関係構築を臨んでいても、どうしても相手を無視した言動をしてしまう。
一人、とても波長が合って何回も合っていた女性がいた。なんならディズニーランド行く約束していた人がいた。
結果、違う人と交際することになったそうで、関係を終わらせることになったんだが。
ふと、自分の特性が出てしまって失礼なことをしてしまったのではないか、その確認と謝罪がしたくて電話できないかお願いした(スルーされる覚悟の上で)。
それで、自分の特性に関して自己開示した上で、何か失礼なことがあったら直に言ってほしいと頼んだ。
その返答は、1、2分の沈黙の後「それを言える関係がじゃないよね。」だった。
僕はめっちゃショックを受けた。直に言われるより。
ああ実際に失礼があったことは明白。でもそれ以上に、はっきりと言わずに失礼があったことを突きつけられたからだ。
正直、僕の自己開示にドン引きされる覚悟で電話した。
だって、電話していきなり人間関係にコンプレックスを持っていて、それを克服するためにマッチングアプリをしていて、何か思い当たる節があったら言って欲しいって、言ってくるんだから。
ただ僕の立場からすると、それだけコンプレックスに対して本気で向き合っているから、言って欲しかっただけ。
だから、自分の自己開示とお願いに対する返答が「それを言えるほどの関係じゃないよね。」は、すごくショックを受けた。
んで、その翌日。
僕は違う人と会う約束をしていた。
僕と同じようにフリーのライターしているそうで、親近感を抱きつつ、割と長めにチャットでやりとりしていたので、距離感は比較的縮められるからなと思い、初対面でも自分なりにフランクに接したつもりだった。
その結果、会って15分後に「私帰ります。」だった。
それを言われた瞬間、「あぁまた馴れ馴れしい態度してしまったかな」と感じつつ、悲しみを超えて怒りを抱いた。
相手の立場を推測すると、実際僕と会ってみて合わないと感じたからこそ、すぐに別れることを決めたと思う。そういう意味ではかなりの勇気のいることやったと思う。
それでも、今までのチャットのやりとりと自分の特性を鑑みても、怒りを覚えた。
一部の男性陣からすると、「そんなことされるの当たり前じゃん。何一回くらいでクヨクヨナヨナヨしてんの?」っていうだろう。
ただ人間関係にコンプレックスを持っている僕からすると、この連日の出来事は、普通に人間不信になってもおかしくない出来事だと思ってる。
前置きが長くなった。自分の特性と今日までマッチングアプリで経験したことを踏まえて得た問いが「結局、何のために僕は人からの愛を求めていたのか?」ということだ。
無償の愛を得ないと生きていけないのだろうか?
極端にいうと、利害関係やお金の関係がホントに楽だと感じた自分がいた。
だって、自分がやるべきことがはっきり分かるから。
そう思うと、お金で解決できることが世の中にあるって、資本主義社会様様だと感じてしまう。フリーランスだから尚更感じる。
それでも、、
この歳まで生きて、自分が甘えていたことを再度自覚しつつ、それでも無償の愛を求めることをやめない自分がいる。
フリーランスだからこそ、人との繋がりとより鮮明に向き合えているかなと思っている。
結論、マッチングアプリで出会った二人の女性には感謝している。たくさん学びを得られたから。
そして、僕の特性ゆえに失礼な言動してしまったことは謝りたい。
それを踏まえて、初対面15分で去った人に言いたいことがある。
フリーランスの3時間が大阪から京都の往復だけで費やされたことがどういうことか、フリーでライターしてるあなたなら分からないはずがないですよね???
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