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#93 フレーバーコーヒーの話

今回はタイトルのとおり「フレーバーコーヒー」の話。
先日兄弟が帰省しまして、その時に海外旅行のお土産でコーヒーをもらいました。日本ではあまり聞きなれない「フレーバーコーヒー」が気になって、自分なりに調べたこととコーヒーレビュー的なことをしてみたいと思います。

Bacha Coffee バシャコーヒー

今回もらったお土産のコーヒーは「BachaCoffee」というモロッコ発のコーヒーショップ。ホームページによりますと現在実店舗があるのは、モロッコ・フランス・アラブ首長国連邦・香港・カタール・クウェート・シンガポール・マレーシア・台湾。シンガポールが一番店舗数が多く大人気のようです。シンガポール土産として紹介するサイトが存在するくらいなのでかなり有名で人気なのでしょう。残念ながら日本未上陸。

バシャコーヒーは、1910年にマラケシュ に設立されました。アラビカ種100%を専門に扱っており、お客様に最も高評価を得ている生産国35カ国以上の最高品質のアラビカコーヒーを味わっていただきながら、その一杯を通して世界中を旅するユニークな機会を提供しています。オリジナルのブレンドやフレーバーコーヒー、デカフェコーヒーも、品質や風味を損なうことなくコーヒー好きの方々に幅広い選択肢をご用意するために、アラビカ豆のみを使用しています。

BachaCoffeeホームページより引用

フレーバーコーヒーって何?

字のまんまですが、「香りをつけたコーヒー」のことです。
種類は主にバニラ・チョコレート・ナッツ・キャラメル・スパイス・フルーツ・ハーブなどがあるようです 。

このセクションの以下の文章は、コーヒーショップなどのコラムやインタビューを複数読んでまとめたものです。不確実な情報も含まれている可能性があることをご承知おきください。

自分の発言に自信が持てない内容の注意書き

フレーバーの起源はヨーロッパで、シロップを炭酸水で割って飲むことがフレーバーの楽しみ方だったそうです。詳しい時期は分からなかったのですが、コーヒーにリキュールやスパイスを加えたのがヨーロッパにおけるフレーバーコーヒーの始まりだったのかもしれません。当時ヨーロッパでは嗜好品として楽しまれたもので「フレーバーコーヒー」とカテゴライズされたものではなかったと思われます。(めちゃくちゃ曖昧)

その後1970年代(80年代という記事も見た)にアメリカにその文化が渡ったそうです。そのまま受け継がれたというよりアメリカで現在の方法でフレーバーコーヒーがつくられたというイメージ?

海外では比較的楽しまれているコーヒーのようですが、日本ではコーヒーにフレーバーをつけた商品はあまり見かけませんね。
フレーバーティーやフレーバーウォーターはメジャーなのに不思議です。

フレーバーコーヒーレビュー

今回もらったBachaCoffeeのフレーバーコーヒー商品のレビュー的なことをしてみようと思います。
各コーヒーの説明が書かれたパンフレットを転記したのですが、前半のイメージ文は想像力に乏しい私には理解が難しかったので、普通に味の感想を書きます。
※あくまでも個人の感想です。味覚は人それぞれですよ。

BLUE DANUBE

青きドナウのほとりより届いた絵葉書。ミルクチョコレートの優しい香りに調和された、みずみずしい森のベリーの風味に、さわやかな酸味が続きます。シャンティークリームとの相性が抜群です。

パンフレット転記

シャンティークリームは(ほぼ)ホイップクリームの事らしいです。ウインナーコーヒーにしろってことですね。
ということで、ウインナーコーヒーにしていただきました。
残念ながらホイップクリームでベリーの風味は消えてしまいますが、ホイップクリームによってミルクチョコレートの優しい香りは引き立ちます。最後に酸味がやってきますが、ホイップクリームや甘い香りが口にもったり残らないような役割をしてくれておいしくいただけました。

MILANO MORNING

ゴシック様式の尖塔や中世の城。朝の喧騒とは対照的な永遠を思わせる静けさを持つミラノの街並み。細い石畳の道を歩いていると漂ってくる、食欲をそそるコーヒーの香り。ビターチョコレートと、とろけるようなブリオッシュの甘い香りがアクセントになった、イタリアに街のエネルギーが凝縮されたような素晴らしい一杯です。

パンフレット転記

ビターチョコレートというより、しっかりカカオの香りがした印象。少し香ばしさと甘さのある香りはブリオッシュな感じはした。すごく飲みやすくて、たまたま朝食がパンだったので相性が良かったと思う。

SINGAPORE MORNING

湿度が高くなり灼熱の太陽が昇り始める頃、カッコウの朝の歌がシンガポールの目を覚まさせます。甘さと、チョコレートやスパイスの風味、柑橘類の皮の酸味が織りなす複雑な味わいが、一日の始まりに向けて五感をリフレッシュします。再生を促すコーヒーです。

パンフレット転記

これは個人的「問題作」。まず甘さが強すぎる。甘みの元が分からない。そして、複雑な味わいが五感をリフレッシュさせるとありますが、味わいが複雑すぎて五感が混乱しまくりました。違う意味で「再生を促したい」お味でした。この日はスタートがしんどかったな。甘みだけがしばらく残り続けた。

後日・・・

本当に個人的問題作なのか再検証するためにもう一度飲んでみました。
よくよく考えてみるとフレーバーを楽しむコーヒーならば、コーヒーだけ飲むべき?と思って、前回は朝食後に飲んだけど、フラットにコーヒーだけいただきました。食後ではないので食事の余韻はないです。
すると、そこまで甘い香りを強く感じないというか、まぁ飲める!というところまで回復し、個人的「問題作」ではなくなりました。

CARAMELO MORNING

最高品質のアラビカ種100%を丁寧に焙煎し、甘いキャラメルの深みある香りを引き立たせることで、たぐいまれな風味が生まれました。クリームやミルクを加えてお楽しみください。

パンフレット転記

これはパンフレット通りクリームやミルク必須ですね。少しだけブラックで飲んでみたのですが、キャラメルの香りがいまいち引き立たない。味はいいけど物足りない。ミルクを加えたところ、コーヒーの尖りがとれてキャラメルの香りががグッと引き立ちかなり美味でした。

I LOVE PARIS

夏の太陽のまばゆい光の中で、キラキラと輝く愛と光の都。パリの小路を、詩を詠みながら優しく漂っている気分にさせてくれる、アラビカコーヒーです。森のベリーと野生のナッツが織りなす味わいは、まるで恋人にハグされているかのような口中を楽しませてくれます。

パンフレット転記

これも微妙だけど、ベリーをほとんど感じなかったのはなぜ?淹れているときにシンガポールモーニングを思い出させる独特な香りに戸惑ったけど、飲んでみるとナッツが口中にふわっと広がって、たまにこれがベリー?と思う程度の控えめ感。何回か飲んだら良さが分かってくるかもしれません。

両親は苦手、私は種類によるかな

両親はベースが日本のブレンドコーヒーなので、かなりハードルが高かったようです。ただ、同じドリップパックに入っていたシングルオリジンやファインブレンドコーヒーは好んで飲んでいたので、フレーバーの種類によっては今後好きになってくれるかもしれないですね。

私はナッツフレーバー以外はちょっと苦手でした。
特にバニラは口に合わないです。チョコレートとキャラメルに関しては、フレーバーじゃなくてスターバックスみたいに本物を加えたほうが好きです。
中東のコーヒーとシアトルコーヒーを同列にするのはすごく失礼だと思うのですが、素人の戯言だと思ってお許しください。

ちなみにBachaCoffeeには3つのコレクションがあるようです

バシャコーヒーは、200種類以上の100%アラビカコーヒーのコレクションをご提供しています。このコレクショには、シングルオリジン、ファインブレンド、ファインフレーバーコーヒーがございます。

シングルオリジンコーヒーは、1つの国の1つの生産者または地域から調達されています。それぞれの豆の風味は通常、豆が栽培されている地域の特徴を持っています。バチャコーヒーは現在35の生産国からコーヒー豆を仕入れ、あなたに世界中から最もエキゾチックな味をお届けします!

私たちのファインブレンドコーヒーは、2つ以上のシングルオリジンコーヒーをブレンドしたものです。当社の焙煎エキスパートは、完璧な一杯を作るべく、お互いを補完し高め合う様々な豆を選んでいます。シングルオリジンコーヒーをブレンドすることで、一つのシングルオリジンコーヒーだけではできないような、独特な特性を持つ、個性的な唯一のコーヒーを創り出すことができます。

私たちのファインフレーバーコーヒーは、100%アラビカ豆をオイルとエッセンスで風味付けし、チョコレート、キャラメル、バニラなどの新しいフレーバーを作り出しています。

BachaCoffeeホームページより引用

今回はあまり飲む機会のないコーヒーをもらったので、生意気ながらコーヒーを語ってみました。
最後までお読みいただきありがとうございました!!!


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