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なくなってはじめて大切だったと気づく。なくなる前に気づくにはどうしたらいいんだろう。

人は、失くしてはじめてその存在の大切さに気づくことがある。
言い換えると、失くすまではその大切さを感じることはあまりない。
なぜなら、それが「当たり前」だから。

私も最近、失ってしまった大切なものに気づいた。
それは「自分のためだけに自由に使える時間」。

私は現在48才。
結婚もしていないし子供も産んでいないので、社会人になってから今まで26年間ずっと「自分のためだけに使える自由な時間」があった。はずだった。

行こうと思えばどこでも行けたし、自分のためだけになんでもできたはずなのだけど、何も成し遂げないままに、気づいたら自由な時間が激減していた。

ここ1〜2年は猫の世話や家のこと(主に母のこと)に時間が取られて、自由に動くのがなかなか難しい。
ここ最近に至っては、一泊でも家を空けるのがなかなか難しくなってきた。

そうなってはじめて「ああ、今まですごく自由な時間があったのになあ」と気づいた。

後悔先に立たず。


でも、振り向けば自由だったこの26年間も「会社が」とか「婚活しなきゃ」とか「親が」とかなんだかんだ言って、自由に気づかずに生きてきた。
すごく自由だったのに。

もしかしたらそんな風に、今「当たり前」と思っているものでも、失くしたら「めちゃくちゃ大事だったんだなあ」と気づくものがあるかもしれない。

そんなことを思った今日。


できれば、失う前に大切さに気づきたいものですね。

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