![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145420171/rectangle_large_type_2_eacefa11ee3018db982260b9fd2f9a0c.jpeg?width=1200)
なくなってはじめて大切だったと気づく。なくなる前に気づくにはどうしたらいいんだろう。
人は、失くしてはじめてその存在の大切さに気づくことがある。
言い換えると、失くすまではその大切さを感じることはあまりない。
なぜなら、それが「当たり前」だから。
私も最近、失ってしまった大切なものに気づいた。
それは「自分のためだけに自由に使える時間」。
私は現在48才。
結婚もしていないし子供も産んでいないので、社会人になってから今まで26年間ずっと「自分のためだけに使える自由な時間」があった。はずだった。
行こうと思えばどこでも行けたし、自分のためだけになんでもできたはずなのだけど、何も成し遂げないままに、気づいたら自由な時間が激減していた。
ここ1〜2年は猫の世話や家のこと(主に母のこと)に時間が取られて、自由に動くのがなかなか難しい。
ここ最近に至っては、一泊でも家を空けるのがなかなか難しくなってきた。
そうなってはじめて「ああ、今まですごく自由な時間があったのになあ」と気づいた。
後悔先に立たず。
でも、振り向けば自由だったこの26年間も「会社が」とか「婚活しなきゃ」とか「親が」とかなんだかんだ言って、自由に気づかずに生きてきた。
すごく自由だったのに。
もしかしたらそんな風に、今「当たり前」と思っているものでも、失くしたら「めちゃくちゃ大事だったんだなあ」と気づくものがあるかもしれない。
そんなことを思った今日。
できれば、失う前に大切さに気づきたいものですね。
この記事が参加している募集
いただいたサポートは猫たちの養育費に使わせていただきます。ありがとうございます。猫たちがいるから生きてます。