見出し画像

冬の北海道旅行。持って行って良かったものと意外と必要なかったもの。

5泊6日、冬の北海道縦断の旅を終えてから2日が過ぎた。
驚くほどのスピードで日常に飲み込まれている。

白銀に染まる世界を見た感動は、あっという間に過去のものになりつつあり、「本当に私って行きましたよね?」ぐらいの気持ちにすらなっている。

ということで、行った場所や見どころ、旅先で感じたことなどを忘れないためにも、いくつかに分けてここに書き残しておこうと思う。

まずは目に見えるものから。
真冬の北海道に持って行って良かったもの。
そして、持って行かなくても良かったものについて。

今後、冬の北海道に行く人の役に立てたら嬉しいです。

以下、予備情報↓↓

※今回私が行った日は寒波と重なり、到着した日の千歳市の気温は、最低気温マイナス14℃、最高気温マイナス7℃。翌朝はマイナス18℃。

※行き先は、千歳・稚内・旭川・美瑛・富良野・帯広・豊頃町・札幌。

※豊頃町には「ジュエリーアイス」を見るため、日の出前に海辺へ行った。

(豊頃町観光協会さまHPよりお借りしました)


まずは「絶対に持って行った方が良いもの」から。


・スノーシューズ

まさか冬の北海道にピンヒールで行く人はいないと思うけど、とにかく滑らない・暖かい靴がおすすめ。

私はワークマンのスノーシューズを買った。
あえて大きめのLサイズを購入。

(リンク貼りたかったけど、すでに完売しているみたい。残念。)

意外と底が薄かったので、これにダイソーで買った中敷を2枚敷いた。
さらに外を歩く日(動物園とかジュエリーアイスとか)は、靴用のカイロも入れた。
靴下も厚めの靴下を履いた。

万が一、水がしみてきたら一大事!なので、布の部分には防水スプレーをかけておいた。

足元が冷えると心が折れる。
やり過ぎかと思うぐらい足元は暖かくした。
結果ちょうど良かったと思う。


あとは、滑らなさも大事。
札幌のような街中の歩道でも雪は積もっているし、場所によっては凍っている。

こういう道を歩いても、滑らない(滑りにくい)靴が絶対必要。


・手袋

滑りにくい靴を履いていても、時折滑ってしまうし、下手したら転んでしまうもの。

私は今回転ばなかったけど、目の前を歩いている人が見事にすってんころりんするのを見た。
あれは絶対お尻が痛いやつ…(涙)

なので、ポケットに手を入れて歩かないことが大事。
もし手がポケットの中だと、顔面から突っ込んだり頭を打つこともある。非常に危険。

「素手でも平気でしょ」と思う人もいるかもしれないけど、マイナス10℃とかになると、空気に触れているところから冷えがやってくるので、手袋はあった方が絶対にいいと思う。

できれば、指先がスマホに反応するやつがおすすめ。

私が持って行ったのは反応しないタイプだったので、スマホで地図を見る度に手袋を外しては寒さに震える羽目に。


・フード付きコート

北海道の人は、雪が降っても傘をささない。
雪に水分があまりなく「払えば落ちるから」という理由らしい。

その代わり、フードをかぶる人が多い。

(吹雪いても傘をささない道民のみなさん)

素材も、ウール系のものよりも、ダウンとかナイロン系のツルツルしたものを着ている人が多い。

私は今回、ユニクロのダウンを持って行った。

本当はレディースが欲しかったけど、時期的に売り切れていたため、やむを得ずメンズのダウンコートにした。

でも、大きめなので中に重ね着もできて、意外と重宝した。
雪が降ったり風が冷たい時は、フードをかぶって過ごした。

フード、ほんと大事。


・ネックウォーマー

実は、行きの空港でマフラーを落としてしまった私。
気付いたのは、新千歳空港に着いてから。
ちょっと絶望した。

でもスーツケースの中に、ネックウォーマーを入れていたことを思い出した。

「これで代用するか…」と思ったのだけど、これが想像以上にめちゃくちゃ重宝した。

マフラーみたいにかさばらず首元にフィットしてくれるし、暖かい。
「ネックウォーマー使える…!」ってなった。

私が買ったのはホームセンターに売られていた500円ぐらいのやつだけど、雰囲気はこんな感じ。

引っ張り上げれば口元まであたたかい。
名古屋に帰っても、ネックウォーマー使おう。そう思うぐらいには気に入っている。


次に「持って行った方がいいもの」について。

・耳当て

私は耳が弱いので、基本的に出かける時は耳当てをしていた。

フードをかぶるだけでも、結構耳が守られるので、耳が丈夫な人はなくてもいいかも。


・ホッカイロ

貼るタイプは、腰やお腹、心臓のあたり(左胸)に貼っておくと、1日暖かく過ごせる。

個人的にはこれをポケットに入れておいて、時々暖を取るのがよかった。

あとは靴用。
足が暖かくしておくのは、本当に大事。


最後に「意外といらなかったもの」。

・マフラー

さっき「ネックウォーマー」のところで、行きの空港に落としたと書いたマフラー。

正直、なくても全然困らなかった。

なぜなら、ネックウォーマーの方が良かったから。

マフラーだと、毎回ぐるぐる巻かなきゃいけないし、外した後かさばるし、雪が積もってもツルツルしてないから払えない。
そういう難点が、ネックウォーマーだと解決する。

もし次回また行くなら、もう最初から持って行かないと思う。


・ニット帽

持って行ったけど、結局一度もかぶらなかった。

ダウンについているフードでこと足りたし、先ほどのマフラー同様、雪が積もった時にはらえないのが不便かもしれない。


・薄手のダウンジャケット

どこかのタイミングで着るかも…と持って行ったウルトラライトダウン。
結局一度も着なかった。

ダウンの中にダウンは、やっぱり着ないよねえ。


*  *  *


以上、冬の北海道に「絶対持って行った方が良いもの」「持って行った方がいいもの」「意外といらなかったもの」について書いてみた。

ちなみにこの時↓は、お友達に貸してもらった上下のウェアを着ている。
中綿ズボンが本当に暖かかった…。

もし「冬の北海道に行くけど、どの程度の準備が必要なんだろう」と不安な方のお役に立てたら嬉しい。

たとえ何かしら忘れたとしても、コンビニに手袋やネックウォーマーを売っているところも多いので、いざとなれば現地調達できるからご安心を。



いいなと思ったら応援しよう!

オカダトモコ 旅が好きなライター / カメラマン
いただいたサポートは猫たちの養育費に使わせていただきます。ありがとうございます。猫たちがいるから生きてます。