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今の環境は「味のないガムを噛んでいる」ようなものなのかもしれない。というひとりごと。
少し前のこと。
友達に「最近、今の環境に慣れすぎてしまって、飽きてきたというか刺激がないというか、なんか閉塞感を感じるっていうか…」と言ったら「ああ、味のないガムを噛み続けてる感じ?」と言われた。
その「味のないガムを噛み続けている」という表現がものすごく私の気持ちにピッタリで「そう!」となった。
飴と違って、延々と噛み続けていられるガム。
最初は楽しかったり美味しかったりしたのかもしれないけれど、いつのまにか惰性で噛んでいた。
でもそうか。
もうこれ味がないんだ。という発見。
味がなくても「こうやってずっと続くことが幸せよね」と受け止めればいいのかもしれない。
でも私は違う「何か」とか「どこか」とか「誰か」を求めていきたいと思い始めている。
「慣れ」は楽だし安全。
そこから出るのは大変だし、もしかしたら大失敗が待ち受けているかもしれない。
でも、このまま味のないガムを噛み続けるのはちょっとつまらないし、おそらく私の性格上、難しいんだろうなという気がする。
ここではないどこかへ、まったく知らない場所へ、そろそろ漕ぎ出すタイミングなのかもしれないなあ。
というただのひとりごと。
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