映画の原作で好きなのは「存在の耐えられない軽さ」も。「ガープの世界」の原題 "The World According to Garp"と同様、この本の原題"The Unbearable Lightness of Being"もいい。
では、原作と映画とどちらが好きかというと好みの分かれるところかもしれない。この本については私は実は映画の方が好きだ。
冷戦下のチェコスロヴァキア、プラハの春とを舞台に、描かれた、冒頭とエンディングが象徴する恋愛観は、大袈裟に言えば、私の人生の
The World According to Garp
【7日間ブックカバーチャレンジ2日目】
私の2日目の本は、ジョン・アーヴィング「ガープの世界」。原題は"The World According to Garp"。原題の方が本書の雰囲気をより感じさせてくれる。
本についての説明はなしというルールだが、この本は映画を観てから読んだ。何回も読んだし、映画も何回も観た。
22歳のとき、ドロシーとの最初のデートで観たのがこの映画だった。当時は"ぴあ"という雑誌があって、その雑誌に「とても良い映画だ」と紹介されていた。
でも、映